エルトン・ジョン「ジョージ・マイケルの音楽、そして何より彼がいないのは寂しい」

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エルトン・ジョンが、今週放送されたApple Music Beats 1ラジオの自身の番組『Rocket Hour』の中で、昨年末急逝した友人ジョージ・マイケルを追悼し、彼の音楽と人間性を称賛した。

◆エルトン・ジョン画像

「この番組で、彼をちょっと追悼したかったんだ。いい友達だったというだけでなく、彼は多分、この国が生み出した最も素晴らしいソングライターの1人で、間違いなく最高級のヴォーカリストだったから。世界で最高の1人だった」

「音楽がきっかけで始まった素晴らしい友情だった。(ロンドン)ハイドパーク近くを走る車の中で、「Wake Me Up Before You Go Go」のカセットを聴いていたことを覚えている。僕は、彼にこう言ったんだ。“ジョージ、これだけモータウンのレコードに近いものを聴いたのは、ものすごく久しぶりだ”ってね。それだけ素晴らしいレコードだった。僕らはいい友達になった」

ジョージが亡くなった後、彼が内緒でたくさんの慈善活動を行なっていたことが明かされ、あらためてその優しさがクローズアップされたが、エルトンも「僕は彼のことを、素晴らしい音楽と、人々がコメントしていたその優しさで覚えていたい」という。

「彼は最も親切で寛大な男で、公表したがらずにそれ(慈善活動)をしていた。僕は、彼がたくさんの人々に親切にしているところを見た。彼の音楽、でも何よりも彼の人間性を恋しく思う」

ジョージが亡くなってひと月以上が経つが、毒物検査の結果が出ないため、家族はいまだ葬儀を執り行うことができない。英国の新聞『The Sun』によると、3月まで待たなくてはいけない可能性もあるという。

Ako Suzuki
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