ジェイ・Z、Tidalの株式3分の1をソフトバンクの子会社に売却
ジェイ・Zは、彼がオーナーのストリーミング・サービスTidalの株式の33%を、ソフトバンクが親会社のアメリカの携帯電話・通信会社Sprintへ売却するそうだ。
◆ジェイ・Z画像
Tidalは、ジェイ・Zが2015年初めにノルウェー/スウェーデンの会社Aspiroから買収し、ビヨンセ、カニエ・ウェスト、ダフト・パンク、アリシア・キーズ、マドンナ、カルヴィン・ハリス、コールドプレイのクリス・マーティン、ジャック・ホワイト、J.コール、デッドマウス、ニッキー・ミナージュ、リアーナ、アッシャー、アーケイド・ファイア、ジェイソン・アルディーンらそうそうたる面々が共同オーナーとなり、ミュージシャンによる初のストリーミング・サービスとして始動した。
以来、彼らによる音楽や映像、イベントなどを独占配信してきたが、ユーザーの数は思ったほど伸びなかった。
Sprintが1/3を取得したことにより、同社は顧客にそれらの独占コンテンツを提供できると同時に、Tidalにとってもユーザーを増やせる可能性が高まった。
上記のアーティストたちはこれまでどおり共同オーナーとして留まると伝えられている。
Ako Suzuki