【音踊人13】ライジングに行かないと1年は始まらないし、終わらない(ミルキー)
車の中に落ちていたワラを見て、夏を思い出す。
私は、2016年8月12日(金)RISING SUN ROCK FESTIVALに行ってきた。このワラはその時連れてきてしまったらしい。(会場にはワラのロールがある)
16歳から10年間毎年通い続けて、妊娠出産で休み、夏が来ないまま過ぎていった2年。ふぬけになった私に、久しぶりに夏が来た! 朝息子をあずけ、スムーズに石狩に向かう。
ついた、きた!きたー!
まずはテントをみんなで組み立て、炭をおこす。荷物運びに往復して、クタクタなはずなのにみなぎるエネルギー!ライジングパワー恐るべし。午前はかなり暑く、ところどころに半裸の男性がいて、ついつい目が行く。そんなところに目が行くなんて、いつの間にかフェスおばさんになってしまったなとしみじみ。
そうこうしているうちにPUFFYがはじまる。
「アジアの純真」や「唇エモーション」など、大好きな曲のオンパレードでフェスおばさんのテンションMAX! 隣で「アジアの純真っていう曲なんですね、幼稚園の時に流行りました。」という友人に愕然としながらも、最大限に楽しむ。空もカラフルなガーランドもやぐらもみんな最高にフェスな空間だった。そばでは、一番先生という各地のフェスに出没する名物おじさんが赤い服を着て舞っていた。その周りを子どもたちが囲み、とても楽しそうで、息子に会いたくなった。
次に八代亜紀さんを見る。こんな大御所を見られるなんて!
それも、フェスの醍醐味だ。
そして、なんといってもトライセラトップスのライブを観れたのが一番の収穫だった。演奏も歌もさすがの安定感! 気持ちよすぎて楽しすぎてフガフガしている所にゲストのグレイプバインの田中さんが投入され、フェスおばさん踊り狂う。まさに、音踊狂人!←一文字多い そして、デビュー曲「ラズベリー」で完璧にフェスお姉さんに若返った私は、完全に高校生だった。←もう意味がわからない
その後も色々ハシゴして歩き、ラストは岡村靖幸ちゃんを観て、気付けば12日チケットだけではいられない時間になり、私のライジングは幕を閉じた。(通し券があれば、息子が待っていなければ、ほんとはKEMURIがみたかった。見たいアーティストを諦めること、それもフェスの醍醐味だ。)
最後に、私はライジングが大好きで、もっともっとたくさんの人に足を運んでもらいたいと強く願う。地平線、人、空、光、そして音楽が融合して幸せで満たされる空間、それが私にとっての夏で、それがライジングだ。残念ながら1日しか参加しなかったので朝陽を迎えられなかったが、来年こそは朝陽を迎えたいと目標に掲げながら、今年のライジングについて語り終わらせてもらう。
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