ドレイク、7週連続で全米チャートを制覇し、マイケル・ジャクソンの記録に並ぶ

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今週、ドレイクが7週連続で全米シングル/アルバム・チャートを制覇し、マイケル・ジャクソンの記録(『Thriller』と「Billie Jean」で7週連続制覇)に並んだ。男性ソロ・アーティストとしてはこれが最長となる。

◆ドレイク画像

女性アーティストでは、ホイットニー・ヒューストンが『The Bodyguard』と「I Always Love You」で12週連続という、簡単には破れない記録を保持している。また、ザ・ビートルズもシングル「I Want To Hold Your Hand」「She Loves You」「Can’t Buy Me Love」とアルバム『Meet The Beatles!』『The Beatles’ Second Album』で、作品の入れ替わりはあったが、1964年に12週連続で全米チャートを制覇した。

ドレイクの最新アルバム『Views』は今週、9週連続で1位をキープ。これで、エミネムの『The Marshall Mathers LP』(8週)を抜き、ヒップホップ・アルバムでは、MCハマーの『Please Hammer, Don’t Hurt ‘Em』(21週)、ヴァニラ・アイスの『To The Extreme』(16週)に続く3番目の最長記録に達した。

また、エミネムの記録を破ったことで、男性アーティストとしてこれだけ長い間1位を獲得するのは、アッシャーの『Confessions』(2004年非連続9週)以来12年ぶりとなった。

今週のアルバム・チャートの2位には、ビヨンセの『Lemonade』が先週の3位から再浮上。フォーク・ロック・バンドThe Avett Brothersの9枚目のスタジオ・アルバム『True Sadness』が3位に初登場した。今週はこのほか、コンピレーション・アルバム『Epic AF』(8位)が新たにトップ10入りしている。

ドレイクのシングル「One Dance」は7週連続(非連続8週目)で1位を獲得。2位も変わらず、ジャスティン・ティンバーレイクの「Can’t Stop The Feeling」がキープし、ザ・チェインスモーカーズの「Don’t Let Me Down」が4位から3位へ1ランク・アップした。今週トップ10内に初登場した曲はなかった。

Ako Suzuki
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