全英チャート、グラストンベリー効果でアデルが再び1位

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今週のUKアルバム・チャートは、先週末(6月24~26日)行なわれ、TV放映もされたグラストンベリー・フェスティバル効果で、2日目のヘッドラインを飾ったアデルの『25』が先週の14位から再浮上し1位を獲得した。『25』が1位に輝くのは3月下旬以来、非連続13週目となる。アデルは、前作『21』も67位から10位へ大きく再浮上した。

◆アデル画像

2,3位もグラストンベリーの影響が見られ、最終日のヘッドライナーだったコールドプレイの『A Head Of Full Dreams』が5位から2位へ、レジェンド・スロットに出演したジェフ・リンのELOのベスト盤『All Over The World – The Very Best Of ELO』が7位から3位へ浮上した。

このほか、初日のヘッドライナー、ミューズの『Drones』が163位ランクを上げ16位に、フォールズの『What Went Down』が140位アップの28位に再登場した。

今週、新たにトップ40に入った作品の中で、最高位はニール・ヤング(& Promise Of The Real)のライブ・アルバム『Earth』で14位だった。

シングル・チャートは依然、ドレイクの独走状態。「One Dance」が12週連続でトップに輝いた。2位は先週と変わらず、Kungs Vs Cookin’ 3 Burnersの「This Girl」がキープ。ドレイクのリアーナをフィーチャーした「Too Good」が5位から3位へランク・アップした。

トップ10内で唯一グラストンベリー効果が見られたのは、やはりアデルで、「Send My Love (To Your New Lover)」が先週の15位から6位へ上昇、リリース後7週目にして初めて10位圏内に入った。


Ako Suzuki
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