【rankingbox】山田裕貴が挑戦してみたい役柄BEST3
山田裕貴主演の映画『闇金ドッグス2』が絶賛公開中。主人公の安藤忠臣を演じるのはこれで5作目となる彼に、今後挑戦してみたい役柄をBEST3で聞いてみました。どことなく影があり、ひとクセある個性的な役が似合う彼が目指す役者像なども語ってくれています。今年は主演映画をはじめ、話題作への出演が続々発表され、初主演舞台『宮本武蔵』が夏に控えているという。カメレオンのように様々な役を演じ分ける彼から目が離せません!
【1位】ノーマン・スタンフィールド刑事/『レオン』(1994年)
ゲイリー・オールドマンさんが演じた薬物中毒の刑事役が1位です。映画を観た時に彼の演技が猟奇的で、本当に怖くて強烈でした。最後に思いっきり主人公にやられて死んでしまうような突拍子もない“どクレイジー”でサイコな役を演じてみたいと思っています。自分の中にもそんな変わっているところがあるような気がして、そういった部分を引き出してみたいです。映像作品を観ても個性的な脇役のキャラクターに惹かれることが多くて、クセのある俳優さんになりたいですね。
【2位】うきは/『あずみ』(2003年)
成宮寛貴さんが演じていて、仲間を助けるために自分が犠牲になってひとりで敵の大群と戦う役です。刺されても刺されても立ち上がる演技が印象に残っていて、そのシーンください!ってくらい魅力的でした。実は、このシチュエーションは、ドラマ『HiGH&LOW』(日本テレビ系)で真似してみたりしたんですけどね(笑)。人が一番輝く時って死ぬ時かなとも思っていて、誰かを守るとか、傷ついても戦って使命を全うする姿はカッコいい。そういう役を演じる時代物にもどんどん挑戦してみたいです。
【3位】シャーロック・ホームズ/『シャーロック・ホームズ』(2009年)
ロバート・ダウニーJrが演じるシャーロック・ホームズは結構な変わり者なんです。以前、朗読劇でホームズを演じさせてもらっているんですけど、やっぱり実際に演じてみたいです。なんかあの人変だし近づきたくないって思われているのに、本当は人のことをよく見ていて超頭いいみたいなホームズをやってみたいかな。正統派な感じよりもクセのある感じを出していきたいです。正統派な役って自分にとっては意外と難しくて、ヒーローよりもダークな役に惹かれますね。
■山田裕貴から映画『闇金ドックス2』についてコメントが到着!
安藤忠臣という役での作品出演は4回目になります。今回は、カメラが回っていない時も口が悪くなるほど役にのめり込んで、自分の中にある忠臣像を演技の幅を広げながら演じたので、それが彼の成長として反映されているんじゃないかなと思っています。『闇金ドックス』シリーズは、お金の怖さはもちろんですが、“人間の怖さ”もリアルに掘り下げて描いている作品です。そこへ今回の『闇金ドックス2』では、“慣れの怖さ”という、仕事や人間関係でつい誰もが陥ってしまいそうになる落とし穴が忠臣を待ち受けているのも見どころのひとつになっています。また、岡林を演じた黒田大輔さんとのビルの屋上の緊張感ある掛け合いは、“自分が忠臣として生きているな!”って感じられたお気に入りのシーンです。外見だけじゃない、内面のカッコよさが滲み出ているのも忠臣の魅力だと思うので、そんな部分にも女性ファンのみなさんには注目してほしいですね。ぜひ劇場へ足を運んでいただき、成長した忠臣をスクリーンで観て頂けたら嬉しいです!
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