BOSSチューナー「TUシリーズ」にプロ向け、クリップ式、ペダルボードに最適な省スペースモデル、メトロノーム一体型の4モデルが一挙登場

ローランドは、BOSSブランドのチューナー「TUシリーズ」の新製品4機種を4月下旬より順次発売する。

◆「TUシリーズ」～画像～

練習からライブまで、さまざまな場面において正確でスピーディーなチューニングを実現するBOSSブランドのチューナー「TUシリーズ」の新製品4モデルが登場。高音質を追求したプロ仕様の「TU-3W」、エフェクター用ペダルボードへの組み込みに最適な省スペース設計の「TU-3S」、ギターなどのヘッド部に取り付けるクリップ式の「TU-01」、メトロノーム一体型の「TU-30」がラインナップされる。

■音質にこだわったプロ向けギター/ベース用チューナー「TU-3W」


「TU-3W」は、世界中のギタリストやベーシストが愛用しているクロマチック・チューナー「TU-3」をベースに、熟練のエンジニアが回路設計を一から見直し、パーツの選定にこだわり丹念に作り上げられたチューナー。「技 WAZA CRAFT」の新モデルだ。

注目は、新回路の「バッファード・バイパス」と、入力信号をそのまま出力する「トゥルー・バイパス」の切り替えスイッチを搭載したこと。チューナーにおいて、ピュアな信号伝達は不可欠だが、「TU-3W」では従来機種の回路を一から見直し、より色付けのないバッファー・アンプを搭載。バッファー・アンプの回路を通ることで、入力された信号は外来ノイズの影響を受けにくくなる。さらに最もピュアなオーディオ信号であるトゥルー・バイパスとの切替え（選択）を可能にした。これによりエフェクターの接続状況や好みに合わせて切り替えてできる。

メーター部には、ステージでの視認性がより高い青色LEDを採用。高輝動モード搭載で暗いところはもちろん野外ステージでの高い視認性も確保。チューニング中の表示は、針式メーターをイメージした「CENT」と、ピッチの高低を光の流れで表現する「STREAM」の切り替えが可能。半音単位で音名を確認できる「クロマチック」以外に、弦番号で表示できる 「ギター・モード／ベース・モード」も用意。チューニングの完了をLEDの動きで知らせてくれるAccu-Pitch (アキュピッチ) 機能や、ギター・モードで6半音、ベース・モードで3半音まで対応した「フラット・チューニング」、他のコンパクト・ペダルへの電源供給など、便利な機能も搭載する。

■ペダルボードに最適なコンパクトモデル「TU-3S」


ロングセラー・チューナー「TU-3」のペダル・スイッチを省いて小型化したモデル。ギター/ベース向けエフェクター用のペダルボードに最適なサイズだ。

野外での視認性を高める「高輝度モード」や21個のLEDによるなめらかなメーター表示も特徴の1つ。半音単位で音名を確認できる「クロマチック・モード」、弦番号で表示できる「ギター・モード／ベース・モード」を備え、7弦ギターや6弦ベースにも対応する。

■コンパクトなクリップ式チューナー「TU-01」


「TU-01」は、楽器のヘッド部に取り付けるだけの手軽なクリップ式チューナー。クロマチック、ギター、ベース、ウクレレの各チューニング・モードを搭載。角度調節や折りたたんでギグバッグやケースに入れたまま持ち運び可能。

■練習に欠かせないメトロノーム機能搭載の「TU-30」


「TU-30」は、多彩なメトロノーム機能も搭載したコンパクトなクロマチック・チューナー。内蔵マイクや基準音発音機能も搭載しており、ギター／ベースのみならず、アコースティック楽器のチューニングにも対応。チューニングの完了をサイン音で知らせるAccu-Pitch (アキュピッチ) 機能も搭載する。