ローランドからストリート・ライブに便利なコンパクトPAセット、電池駆動で専用キャリング・ケースも付属

電源確保が難しいストリートでの演奏で大音量を出したいというニーズに応えるコンパクトなPAセットがローランドから登場する。「CUBE Street EX PA Pack」は、電池駆動ながらハイ・パワーのステレオ・アンプ「CUBE Street EX」を2台セットにした合計8入力のコンパクトなステレオPA。4月下旬から発売される。

「CUBE Streetシリーズ」は、高音質で小型軽量ボディ、単3電池を使用した長時間駆動、マイクやギター、キーボードなどを直接入力できるなど、手軽なストリート用のアンプとして多くのミュージシャンやパフォーマーに人気のシリーズ。なかでも「CUBE Street EX」は、最大出力50Wの大音量を実現したモデルで、迫力のあるクリアなサウンドが人気だ。この人気モデル2台をセットにしたのが今回登場の「CUBE Street EX PA Pack」。「もっと大きな音量で演奏したい」「手軽なPAが欲しい」というニーズに応えた製品だ。



ステレオリンク機能によりカンタンに2台を接続、最大8系統の入力が可能なステレオ・アンプとして使用できる。入力はXLR対応のマイク入力、キーボードの入力に対応したライン・イン入力など4系統の入力とAUX INを装備。2台合わせて最大8系統の入力が可能。エレキ・ギターの演奏には3種類のアンプ・タイプ（CLEAN、CRUNCH、LEAD）を用意。アコースティック・ギターに最適化されたACプリアンプやチューナー機能も搭載する。

また、iPhoneやiPadを接続可能なケーブルも付属。iOS専用アプリ「CUBE JAM」（無料）を使用すれば、お気に入りの曲に合わせたセッションや録音/ミックス・ダウンも行える。

ローランド独自の設計技術により十分に余裕のある最大100W（50W＋50W）の大音量を実現しつつも、単3電池使用で最大20時間の連続使用が可能（単3乾電池は1台あたり8本、合計16本使用）。電源環境が整っていない、路上ライブから小型の野外イベントなど、さまざまな場所で、カンタンに設置できるPAとして使用できる。最適な高さに調整できる別売りのスピーカー・スタンドによる設置も可能だ。

本体は堅牢で軽量な樹脂性キャビネットを採用。頻繁な移動でも安心して使用できるのはもちろん、「CUBE Street EX」を2台まとめて収納できるキャスター付きキャリング・ケースも付属。長い距離でも楽に持ち運ぶことができる、うれしいセットだ。