デヴィッド・ボウイ、誕生の地の壁画、保存の意向
デヴィッド・ボウイが誕生したロンドン・ブリクストンの市議会は、駅前の壁に描かれたボウイの肖像画を保存しようと検討しているそうだ。これは、地下鉄ブリクストン駅の目の前にあるMorleys百貨店の側壁に2013年、オーストラリア人のアーティストJimmy Cが描いたもの。ボウイが亡くなって以降、その前に花束やメッセージを残す人々が後を絶たず、聖地のような存在になっている。
◆ボウイの肖像画 画像
市議会は、ボウイの家族と連絡を取り、この壁画を残すことや銅像の建立を考えているという。議員は、「なにが相応しいのか、最終的にはご家族の決断次第です。我々はそれを尊重し、理解を示すつもりです」と話している。同時に、ボウイのファン・クラブや地元の団体とコンタクトを取り、ブリクストンで誕生した偉大なアーティストをどのような形で称えることができるか、検討中だという。
また、市議会は、壁画の前に残されたカードやイラストを市議会のアーカイブに保存するそうだ。
Jimmy Cは、百貨店の許可を得て肖像画を描いており、どちらにしろ、すぐに消えてしまうことはない。
http://www.theguardian.com/music/2016/mar/21/david-bowie-mural-jimmy-c-brixton-protected-lambeth-council
Jimmy Cさんの投稿 2016年3月21日
Ako Suzuki
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