圧倒的音質と操作性のウェーブテーブル・シンセ音源「SERUM」、SONICWIREのXFER RECORDS取り扱い第1弾登場

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クリプトン・フューチャー・メディアは、デジタルクリエイター向けサウンド販売サイトSONICWIREで、「XFER RECORDS」製品の取扱いを開始、第1弾としてウェーブテーブル・シンセサイザー音源「SERUM」を発売した。

「XFER RECORDS」は、ウェーブテーブル・シンセサイザー音源やプラグイン・エフェクトなどの製品を展開するデベロッパー。代表的なソフトウェアとして、ウェーブテーブル・シンセサイザー音源「SERUM」や、手軽にトレモロやサイド・チェイン効果を得られるLFOベースのプラグイン・エフェクト「LFOTOOL」などをラインナップ。いずれもプリセットを選ぶだけでカンタンに使い始めることができる。

SONICWIREでの取り扱い第1弾として登場するのはウェーブテーブル・シンセサイザー音源「SERUM」。クリーンなサウンドにこだわり、優れたユニゾン機能、モジュレーション機能により力強い演奏を実現。2つのオシレータと、サブ・オシレータ、ノイズ・オシレータ、フィルター・モジュール、エフェクト・モジュール、LFO、LFO的にも使えるエンベロープなどにより、無限にサウンドを創り出すことはもちろん、プリセットを微調整するなどして次から次へと新しいサウンドが得られる。

まず注目したいのは非常にクリーンなオシレータ。世界中の多くの人気ウェーブテーブル・シンセサイザー音源は、高い負荷のかかる高品質な設定でも-36~-60dBで演奏すると不要なトーン/周波数といったノイズが混入してしまう傾向があり、さらに多くの場合、最も高い可聴周波数を減衰させてしまう。対して「SERUM」は、オシレータはネイティブ・モード(デフォルト)再生で動作、超高精度のリサンプリングによりノイズが非常に少なくなるよう設計されている。

ユニゾン機能も他に類をみない高度なもの。1つのオシレータを最大16個(ボイス)まで重ねることが可能。各オシレータは、サウンドを複数重ねた(例えばオクターブの)ような充実したサウンドを簡単に再現でき、ユニゾン間のデチューン、ブレンドの調整にも対応する。

カスタム・ウェーブテーブルをカンタンに作り出せるのも特徴の1つ。ウェーブテーブル・エディターを搭載し、オーディオファイルを分析して個々の波形に変換したり、ウェーブテーブル間を自在にモーフィング、フーリエ変換で波形を直接操作するなど、さまざまな方法でオリジナルのウェーブテーブルを構築できる。

Mac OS X 10.6以上(AAX Native/AU/VST)、Windows Vista以上(AAX Native/VST)に対応。日本語マニュアルが付属する。

製品情報

◆SERUM
価格:21,481円(税込)
発売日:2016年2月17

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