【2016年グラミー特集】「カニエ・ウェストにやりたいことをやらせよう」…オンライン署名活動が登場

カニエ・ウェストがデヴィッド・ボウイの追悼アルバムを制作するという噂が先日流れ、それを阻止するべくオンライン署名活動がスタートする騒ぎとなったが、今度は「何でもカニエのやりたいようにやらせりゃいいさ」というオンライン署名活動が登場してまたもや話題になっている。

2005年から2015年の間にグラミー賞で53度ノミネートされ21度も受賞するなど音楽面ではピカイチの評価と実績を誇るカニエだが、その高慢かつナルシストな言動（『俺はネルソン・マンデラの生まれ変わりだ』等）や、式典でのステージ乱入など数々の問題行動により、彼のことを毛嫌いする人も多いよう。そんな彼がデヴィッド・ボウイの追悼アルバムをレコーディングするという報道がなされたときは、その動きをストップさせようと実に2万4千人以上の人々がオンライン嘆願書に署名する事態となった（その後この噂はカニエのスポークスマンによって否定されたとの情報も）。


しかしこの一連の騒動を受け、今度はこんなオンライン署名活動がスタートした。題して「Kanye Must Do Whatever He Wants All The Time（カニエはいつでも何でもやりたいことをやるべきだ）」。ロンドン在住の男性ファンとおぼしき人物によって作られた署名ページには「素晴らしいミュージシャンで限りなくエキサイティングな人物、カニエ・ウェストに、やりたいことを何でもやってもらいましょう。この署名は、人種差別的な白人にとって頭痛の種となり、それ以外の人々が楽しい時間を過ごせるようになること請け合いです」と記載されている。

現時点で300人を超える賛同者を集めているこの署名活動によって、カニエはこれまで以上にのびのびと自由にやりたいことをやるようになってしまうのか。そしてホントにデヴィッド・ボウイの追悼アルバムをレコーディングしてしまうのか。今後が楽しみなような、怖いような…人々をこんな気分にさせてしまうのも、カニエならでは？

写真：Getty Images


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