BOSSブランド初の大型ギターアンプ「技アンプ」シリーズ発表、理想の激しい歪みサウンドを実現

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ローランドは、ロック・ギタリストが求める理想的な「ブラウン・サウンド」で、激しく歪みながらも表現力豊かな演奏できるBOSSブランド初の大型ギターアンプ、BOSS「技アンプ」シリーズ3モデルを発表した。アンプ・ヘッドの「WAZA Amp Head」と、専用キャビネット「WAZA Amp Cabinet 412」「WAZA Amp Cabinet 212」をラインナップ。発売日は未定。

◆BOSS「技アンプ」シリーズ~映像~

BOSS「技アンプ」シリーズは、真空管アンプ・サウンドの特性を徹底的に解析し、多くのギタリストを魅了する70、80年代ロックの伝説的な歪みサウンド「ブラウン・サウンド」を生み出すBOSSブランド初の大型ギターアンプ。

BOSSが長年培ってきた歪みサウンドに関する経験とノウハウを活用し、真空管の音を知り抜いた熟練技術者が、回路設計と音質チューニング(調整)を徹底的に実施。ローランド独自の「Tube Logic」をベースに、激しいながらも心地よく歪むギター・アンプに仕上げている。それにより、従来の大型ギターアンプに比べ可搬性や回路の安定性に優れながらも、常に最も良い状態のサウンドで演奏できる大型ギターアンプとなっている。


▲150Wの技アンプ・ヘッド。


▲技キャビネットは12インチカスタムスピーカー4基搭載の412(左)と2基搭載の212をラインナップ。写真は技アンプ・ヘッドとの組み合わせ。

プロのステージで安心して使用できるだけでなく、音色の拡張機能や、音のニュアンスはそのままに最大出力を変更できる機能も搭載。基本となるアンプサウンドと「ブラウン・サウンド」を切り替えられるほか、それぞれに搭載されているクリーン/クランチ/リード1/リード2の音色を使用できるため、豊富なサウンドバリエーションを実現。また、「技アンプ」ヘッド部分に用意された拡張スロットに、別売の「トーン・カプセル」をセットすることで別音色バリエーションをさらに広げられる。また、場所に応じてアンプの出力を切り替えられ、音量にかかわらず意図した歪みサウンドでギター演奏が可能。1W、50W、100W、最大150Wの4タイプの出力切り替えが可能だ。

アンプヘッドは3Uサイズのユニットを木製のキャビネットにマウント。ユニットはキャビネットから取り外し、ラックへのマウントも可能だ。2系統のエフェクト・ループ、エアー感を付加したラインアウト端子を備えるほか、ダイレクトに目的のサウンドを呼び出すことができる専用フットスイッチも付属。さらにUSBを通じて技アンプのサウンドをPCなどにダイレクトに送って録音することも可能だ。

専用キャビネットの技アンプ・キャビネット412/212は、スタック・アンプの歴史に大きな足跡を残したロック黎明期のオリジナル・スタック・アンプのサウンドを再現。キャビネットは圧倒的な音の存在感と面鳴りを生むクローズド・バック設計。412は12インチ・カスタム・スピーカーを4基搭載、212は12インチ・カスタム・スピーカーを2基搭載する。


製品情報

◆WAZA Amp Head
価格:オープン
◆WAZA Amp Cabinet 412
価格:オープン
◆WAZA Amp Cabinet 212
価格:オープン
発売日:未定


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