ニューヨーク市、1月20日を「デヴィッド・ボウイの日」に
ニューヨーク市長のビル・デブラシオ氏が、1月20日をニューヨーク市における「David Bowie Day」にする事を宣言した。
◆デヴィッド・ボウイ画像
その声明文は、ニューヨーク・シアター・ワークショップにて上演されているデヴィッド・ボウイによって書かれた舞台作品『ラザルス』の1月20日、最終公演のカーテンコールの際に読まれる予定になっているという。
新作『★』は、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペインを含む世界20以上の地域でアルバム・チャート1位を獲得しており、iTunesの69カ国のチャートの1位もマークしている。日本では、最新オリコン週間CDアルバムランキング(1/25付 集計期間:2016年1月11日~1月17日)の洋楽部門で2週連続首位を獲得している。
全米では、1/30付ビルボード全米アルバム・チャートで初登場1位を獲得しており、これまで全米で最高位を記録したデヴィッド・ボウイのアルバムは、2013年のカムバック作『ザ・ネクスト・デイ』だったが、新作『★』は181,000枚相当のセールスを記録(純粋なアルバム・セールス枚数は174,000枚)、ボウイ自身初の全米1位のアルバムとなり、アデルのアルバム『25』の7週連続1位にストップをかけた。また最新チャートのTOP10の4位に『Best of Bowie』(2002年)もチャートインしており、『ザ・ネクスト・デイ』(2013年/2位)、『レッツ・ダンス』(1983年/4位)、『チェンジスワンボウイ』(1976年/10位)、『ステイション・トゥ・ステイション』(1976年/3位)、『ヤング・アメリカンズ』(1975年/9位)、『デヴィッド・ボウイ・ライヴ』(1974年/8位)、『ダイアモンドの犬』(1974年/5位)といった過去にTOP10入りした7枚を含めると、全米アルバム・チャートTOP10内に入ったデヴィッド・ボウイ作品は合計9作となった。
また、全英アルバム・チャート(1/21付)でも、最新アルバムは約150,000枚のセールスで初登場1位を獲得し、今年に入っての最速の売上記録を記録している。『★』はボウイにとって10作目の1位を獲得したアルバムとなり、ベスト盤や『ハンキー・ドリー』(1971年)、『ジギー・スターダスト』(1972年)、『アラジン・セイン』(1973年)、『ザ・ネクスト・デイ』(2013年)、『ロウ』(1977年)、『ダイアモンドの犬』(1974年)など計10作品がTOP40にランクインしており、TOP100にはアルバム19作品、シングル13作品がランクインを果たしている。イギリスにおいてボウイの楽曲はSpotify、Apple Music、Google Playなどで1900万回を超えるストリーミング再生され、最新作『★』を含め、50万枚以上のボウイのレコードが購入された。
その存在自体がアートだったデヴィッド・ボウイが、50年以上の音楽活動を通して創造してきた作品の数々は未来永劫輝きを失う事はないだろう。
photo Jimmy King
デヴィッド・ボウイ『★(ブラックスター)』
2016年1月8日(金)発売
SICP-30918(CD)¥2,500+税
初回デジパック仕様 / 日本盤のみ通常のCDプレーヤーで再生可能な高品質フォーマットBlu-spec CD2仕様 / 歌詞・対訳・解説付
1.★
2.ティズ・ア・ピティ・シー・ワズ・ア・ホア
3.ラザルス
4.スー(オア・イン・ア・シーズン・オブ・クライム)
5.ガール・ラヴズ・ミー
6.ダラー・デイズ
7.アイ・キャント・ギヴ・エヴリシング・アウェイ
◆デヴィッド・ボウイオフィシャルサイト
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