ローランドから世界初、電子音を重ねて演奏できるカホン「ELCajon(エルカホン) EC-10」
ローランドは、アコースティックのカホンの音に内蔵スピーカーから電子音を同時に鳴らすことで表現豊かな演奏ができるエレクトロニック・レイヤード・カホン ELCajon(エルカホン)「EC-10」を1月23日より発売する。
木製の箱にまたがって打面を叩いて演奏するカホンは、手軽に持ち運んで演奏できるアコースティック打楽器。路上ライブなどでアコースティックドラムの代わりとしても使用されるが、アンサンブルで演奏する際には音のバリエーションが少なく、それをカバーするために複数の打楽器を併用した演奏が多くなり、器材の持ち運びやセッティングに苦労する。そんな悩みを解消してくれるのが、ELCajon(エルカホン)「EC-10」だ。
ELCajon(エルカホン)「EC-10」は、打楽器としてカホンが持つアコースティックの音と電子音を重ねて鳴らせる世界初のハイブリッドのカホン。ローランドの電子ドラムのセンサー技術と音源を搭載し、本体のスピーカーからタンバリンやシェイカー、ドラムやパーカッション、さらにカホンの音色の一部を強調した電子音などを鳴らすことができる。
▲トップパネルは演奏中も素早くカンタンに操作できるようデザイン。電子レイヤー音の音量をリアパネルのボリュームつまみで調整し、トリガー・バランスつまみでトリガー・ポイントをヘッド側とエッジ側の間で調節する。
▲単三電池6本は背面の電池ホルダーに内蔵。アンプ内蔵のスピーカーは、エレキギターのアンプサウンドや他の楽器とのセッションにも好相性。セッションの際にスマートフォンやソングプレーヤーから音楽を再生させるためのインプット端子も搭載する。
音色は、さまざまな場所や演奏を想定した合計30種類を用意。各KITには打面のエッジとヘッドで別々の音色をアサイン可能だ。一般的なカホンと同サイズで、重さは6kg。電池駆動対応で、単三型乾電池6本で最大約12時間の連続演奏が可能。どこでも手軽に持ち運んで演奏できる。
また、出力端子も装備しているのでライブ会場の大きなスピーカーから電子音を鳴らすことも可能。もちろん、電源をオフにすればアコースティックのカホンとして演奏できる。電子音を重ねた音色バリエーションで、表現力豊かな迫力のある音で演奏できるので、従来のカホンに満足できなかった人は要チェックの楽器だ。
製品情報
価格:オープン
発売日:2016年1月23日
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