【インタビュー】Purple Stone、新曲「回転木馬」が描く「時間の流れと変わらぬ記憶」
■ずっと応援してくれている人に僕たちの成長を感じてもらいつつ
■初めて触れた人にはバンドが持っている可能性を示したい
──さて、「回転木馬」はPurple Stoneの新たな魅力を味わえる一作になりましたし、リリース直後の12月11日には原宿RUIDO K4で初の東京ワンマンを行なうことも嬉しいニュースです。
Keiya:1stワンマンは大阪でやらせてもらったので、2ndは東京でやりたいねという話をずっとしていて。いろいろお世話になっている原宿RUIDO K4さんで、ワンマンをやらせてもらうことにしました。僕たちは対バン形態をメインにライブ活動をしているんですけど、そうすると演奏曲数は限られてくるじゃないですか。そういう中で、みんながCDを買って、家で聴いて、ライブで聴きたいと思っている曲をやってあげたいとなると、どうしてもセットリストがシングル曲に寄ってしまうんですよね。でも、僕らとしてはカップリング曲もライブで聴いてほしいし、まだ世に出していない曲で聴いて欲しいものもいっぱいある。そのすべてを聴かせられるのが、ワンマンという場なんですよ。曲に限らず、自分たちがやりたいと思う演出も全部できるし。大阪の1stワンマンはは元々ある曲をピアノアレンジして、僕がソロで歌ったり、昔の映像を使ってムービーを作ったりとかして。それがすごく好評だったので、今回もその日だけの特別感みたいなものを作ろうと思っています。
GAK:今後のライブでは「回転木馬」や「アドレナリンBANG!」がセットリストに入ることで、Purple Stoneのライブの色がまた変わってくると思うんですよ。僕ら自身がそれを楽しみにしています。12月のワンマンではPurple Stoneをずっと応援してくれている人に僕たちの成長を感じてもらいつつ、初めて触れた人にはPurple Stoneというバンドが持っている可能性を示したい。そういうライブにしたいと思っています。
風麻:Keiyaも言った通り、12月のワンマンは二度と観れないものになると思います。僕たちは毎回ライブの映像を撮ってチェックしているんですけど、Keiyaが病気になったりして、いろいろ悩んでいる時期もあったんです。最近は悩みが晴れつつあるからだと思うけど、ライブがホントに良くなってきていて。現時点でワンマンまでまだ何本かライブがあるから、ワンマンの時には相当良い感じになっていると思います。それにワンマンということで、Purple Stoneのお客さんだけが観に来てくれるじゃないですか。そういう時のKeiyaはメチャクチャ調子が良いんです(笑)。
Keiya:そう。ホームが大好きで、もう無敵になる(笑)。
風麻:あはは。ワンマンはいろんな曲をやれるし、Keiyaが絶好調になるから、ワンマンを観ないと本当のPurple Stoneの魅力は分からない。たぶん6曲目くらいでKeiyaのエンジンが掛かってくると思うので、ショートライブでは絶対に観れないライブになります(笑)。
Keiya:いや、いつも頭からエンジンを掛けてはいるけどね(笑)。汗をかいてちょっと身体が疲れてきて、肩の力が抜けてくる。そういう良い状態の歌が聴けるのはワンマンだけなんです(笑)。
風麻:僕たちのショートライブしか観たことがない人は、本当に楽しみにしていてほしいですね。それに、いつか東京でワンマンをしたいとずっと言っていたのが今回実現するわけで、東京の人はもちろん、日本中から集まってほしいです。絶対観に来た人を後悔させないから。
取材・文◎村上孝之
■ニューシングル「回転木馬」
【初回限定盤 CD+DVD】CCR-017/\926+tax
1.回転木馬
2.回転木馬 instrumental
<DVD>
回転木馬 Music Video
【通常盤A】CCR-018/\926+tax
1.回転木馬
2.アドレナリンBANG!
【通常盤B】CCR-019/\926+tax
1.回転木馬
2.浮キ世ニ咲ケ
■2nd ワンマンライブ<新宿で紫>
OPEN 18:00/START 18:30
ADV:\3,000/DOOR:\3,500
(問)RUIDO K4 03-5292-5125
◆Purple Stone オフィシャルサイト
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