Gibson Acousticから斉藤和義モデル第2弾「Kazuyoshi Saito J-160E」リリース
斉藤和義の最新アーティストモデル「Gibson Acoustic Kazuyoshi Saito J-160E」が、Gibson Guitar Corporation Japanから11月末よりリリースされる。
◆斉藤和義「Gibson Acoustic Kazuyoshi Saito J-160E」~画像~
「Kazuyoshi Saito J-160E」は、2013年にギブソン・アコースティックから初の日本人アーティストモデルとしてリリースされた「Kazuyoshi Saito J-45」に続く第2弾となるモデル。斉藤和義氏は今回のリリースに関して、「生なりも良く、ハウリングも無く、エレキのようにも使える理想的なギター。」とコメントしている。
「Kazuyoshi Saito J-160E」のベースになっているのは、1954年にエレクトリック・フラットトップモデルとして誕生した「Gibson J-160E」というモデルだ。この「Gibson J-160E」は、当初はカントリー・ウェスタンのアーティスト向けに想定しデザインされたが、1960年台のThe Beatlesのジョン・レノンやジョージ・ハリスンに愛用されたことでロックンロールの歴史上もっとも著名なモデルとなり不動の地位を獲得した。「Kazuyoshi Saito J-160E」は、J-160Eのアーティストモデルとしては、2010年に生誕70周年モデルがリリースされたジョン・レノン・モデル以来2人目となる。
スペックは、ボディはトップがThermally Aged Solid Sitka Spruce、木の内部が50年~70年程度経過したような状態を再現したもの。サイド&バック、ネックはマホガニー。ネックはJohn Lennon Museum Modelと同じJ-160Eスタンダードネックとなっている。フィニッシュはEbony Gloss、黒の着色層は水研の工程なしの一層吹きで、より深いブラックの色合いを演出している。サドルはノンアジャスタブルサドル、ボーンサドル。専用ハードケースとア―ティスト認定書が付属する。
従来モデルと異なる点は、まず第一に、ボディトップ材にエイジング処理を施した単板を使用しXブレーシングを採用したこと。これにより新品状態から飛躍的にアコースティックな鳴りが得られる。
続いてはピックアップ。従来のP90ピックアップとアコースティックギター用の貼りマイクであるL.R.Baggs社のLyricによるデュアルアウトプットは、Gibsonとして初の試みとなる。エレキギターとしてギターアンプから出力、アコースティックギターとしてPAから出力が得られる。また、ピックガードのシェイプを1960年台のJ-160Eから完全複製したのもポイントだ。
そして、BlackのカラーでフィニッシュされたJ-160Eモデルはオリジナル生産品としてはほとんど生産されていない点にも注目。60年代後半製のBlackフィニッシュのJ-45を永年愛用する斉藤和義氏の新たなアイコンモデルとして相応しい仕様だ。
製品情報
価格: 553,000円(税別)
生産予定:初回100本予定 (2016年3月以降は受注分のみ生産予定。)店頭販売開始日:2015年11月末予定。全国のギブソン正規販売店にて販売予定。
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