【ライブレポート】アーバンギャルド、“公式エンブレム”を掲げて<鬱フェス>初日開幕

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最後に、初日の目玉となる一夜限りのスペシャルユニット オーケンギャルド。アーバンギャルドのステージに続き、彼らに呼びこまれた大槻ケンヂが再度ステージに登場してアーバンギャルドをバックに筋肉少女帯の楽曲を歌い出すと場内の鬱エネルギーのボルテージがさらに上がった。「踊るダメ人間」、浜崎容子がレコーディングに参加した「霊媒少女キャリー」、そして「釈迦」の3曲がお披露目された。


MCで大槻ケンヂが「高校生の時に日比谷野外音楽堂で観た伝説のインディーズ音楽イベント<天国注射の昼>が、強烈なトラウマとなり今の大槻ケンヂを作った。」と告白をし「この<鬱フェス>も今日ここにいるお客さんに同じようなトラウマを植え付ける素晴らしいイベントです。」と称えた。大槻ケンヂのこの言葉を以て<鬱フェス>の初日は大成功と言えるだろう。

アンコールは、この日の出演アーティストを呼び込んでオーケンギャルドで筋肉少女帯の「戦え!何を!?人生を!!」を全員で歌う。ステージ上では、各アーティストが思い思いに弾け、そこかしこで意外な出演者同士の絡みが実現した為に、観客も興奮のるつぼと化しカオスのまま終演となった。




PHOTO:名鹿祥史

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