【ライブレポート】アーバンギャルド、<鬱フェス>2日目も全力で“盛り下がる”

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アーバンギャルドが9月4日、5日の2日間にわたり渋谷TSUTAYA O-EASTにて<アーバンギャルド PRESENTS 鬱フェス2015>を行なった。

オフィシャルから届いた2日目のレポートを掲載する。(1日目のレポートはこちら→https://www.barks.jp/news/?id=1000119637)

◆<鬱フェス>出演アーティスト画像

※<鬱フェス>の“盛り下がる”は“会場が温まっている様子”を意味する。

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2日目のスタートは、新世代女子ラッパー DAOKO。スクリーンにデジタルデザインを施し、PV、そしてイラストやグラフィックされたリリックを配したおそろしく凝った映像を投影させ、さらには照明とレーザーで何とも幻想的でミステリアスな空間を作り出した。生バンドを従えたDAOKOの可憐な歌声は、リアルとバーチャルの狭間で冴えわたり、神秘的な新感覚のパフォーマンスとなった。



続くエクストラステージの出演は、新生アイドル研究会 BiSの一員として活躍し、解散後は事務所と契約を結ばずフリーランスで活動中のテンテンコ。自作のトラックに歌を載せる自由気ままなライブスタイルは、何にも縛られない今の立場のライフスタイルとシンクロして、微笑ましくも魅力あるステージとなった。


メインステージの2番目は、2014年に続いて2年連続の出演となったザ・キャプテンズ。今や絶滅危惧種となった国産ロックを現代に受け継ぐ、最後のグループサウンズである。失神者続出を演出する計算され尽くしたステージングは、ライブで培った実力で完全無敵といった様子だった。
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