<アニサマ けやきひろば>8/30レポート、観客の熱気で雨を吹き飛ばしたTHE GATEステージにイヤホンズとA応Pのスペシャルコラボも
■イヤホンズ インタビュー
──では自己紹介をお願いします。
高橋李依(以下・高橋):TVアニメ「それが声優!」の一ノ瀬双葉を演じております、高橋李依と申します、よろしくお願いします。
長久友紀(以下・長久):萌咲いちご役の長久友紀です、よろしくお願いします。
高野麻里佳(以下・高野):小花鈴役の高野麻里佳です、よろしくお願いします。
──今回のイベントでは2日目3日目と「けやき広場 THE GATEステージ」のオープニングと飛び入りでカラオケステージにも出演しましたが、感想を教えてください。
高橋:「あと2週間後、1週間後」という風に心の中で数えてはいたんですけど、本当にステージに立つ日が来るなんて実感が全然なくて。ステージに立って見回した瞬間に「あ、今けやき広場にいるんだ!」っていう実感がようやく湧きました。私たちはこのステージに見合ったパフォーマンスが出来るのかなっていう不安でいっぱいだったんですけど、2日間終えた後に「本当に良かった!」という声や笑顔をたくさんいただけたり声も聴けたので、ちゃんと今の私たちを見せることができた良いステージになったんじゃないかと思います。
──お客さんは雨振りにも関わらず大盛り上がりでしたよね。
高野:そうなんですよ。(出番が)一番最初だったこともあって、私たちを応援してくれている方も朝から最前列を取ってくださったりとかで。最初から最後まで出させていただいて、とっても嬉しかったですね。
長久:本番中は、雨なんて降っていないっていうくらいにみんなキラキラした笑顔をこっちに向けてくださって。それに対して私たちも嬉しくなって段々パフォーマンスも自然と大きくなって。たぶん今までで一番3人で良いパフォーマンスが出来たなって、自信を持って言えるアニサマになりました。
──みなさんそれぞれ感極まったシーンもありましたけど、それだけ感激が大きかったんですね。
高橋:正直、出来ると思ってなかったんですよ。(雨なので)ダンスとかも足を滑らせてしまったりとか、何か問題があるんじゃないかなって思っていたんですけど、パフォーマンスとしてこんなに完成度を上げられたことに対してちょっとビックリしたというか。このアニサマに向けて頑張った成果をお届けすることが出来たかなって思います。
高野:がっきゅ(長久)も、「一番ダンス苦手です」って言ってたじゃない?
長久:本当に、一昨日くらいまでは歌いながら踊ることがままならないくらい(笑)の完成度だったんですけど、アニサマ前日のレッスン日に、リーダーの高橋さんが色々細かく教えてくれて、歌はこうやって歌う方が良いよとか、携帯のアプリの鍵盤を出して音を取ってくれたりとか、本当に頼もしいリーダーのもとに、私たちもお客さんのために歌うことができたので。今もちょっとフワフワしています(笑)。興奮がまだ収まらないというか。まりんか(高野)もダンス結構苦手とか言っていたけど。
高野:私はあんまり本音を口に出せなくて。がっきゅがダンス苦手って言っている手前、私も苦手と言うことができなくて。でも私の中では「絶対私が一番苦手」って思っていたんですよ。だからこそ、一番苦手って既に言ってたがっきゅの後から言いだせなくて。思い悩みながら1人でレッスンしてたんですけど(笑)。それでも、レッスンの成果が出てみなさんに「良かったよ!」って言って頂いたので、頑張って良かったなと思えました。
──みなさんが演じているアニメのキャラクターと似ているところがあったら教えていただけますか?
高野:一番似てるのは双葉だよね?
高橋:え?私?
高野:あたふたするとかさあ(笑)。
高橋:あたふたする(笑)。焦ると、「どうしよう…」って悩みこむんじゃなくて、(あたふたしながら)「どうしようどうしよう、今こうすれば良いのかな!?」って、言葉数が増えてとにかく喋ってなんとかしようというところが似ていると思います(笑)。
高野:あと、新人声優らしさっていうか、私たち新人声優を詰め合わせたところが双葉みたいなところがあるよね(笑)?
長久:ああ~(笑)。
高橋:確かに。
高野:だからどっちかというと、3人とも双葉に共通点があるんだよね?
長久:私が演じているいちごちゃんが一番ダンスが上手いんですよ、アイドル声優を目指している子なので。一番上手いのに、中の人がダンスが苦手って言っちゃってるんですけど(笑)。でもステージに立つと、いちごちゃんが背中を押してくれているというか、役の力に助けられているなというところがあります。曲自体もキャラで歌うので、歌いながらいちごちゃんが降臨してくれて。
──じゃあいつもの自分とちょっと違う?
長久:そうですね(笑)。
高橋:ちょっと引っ張るお姉さんになってる感じかな(笑)。
長久:目が笑ってないよ(笑)。
高橋:そんなことないよ!(笑)
──(笑)。高野さんはいかがですか?
高野:私は小花鈴ちゃんなんですけど、いまだに鈴ちゃんとの共通点が見つからなくて。
高橋:いや超どっしりしてるって。本当にどっしりしてるんですよ!
高野:周りの人はみんなはこう言うんですけど(笑)。私自身は、今日も大事なところで鈴ちゃんのセリフを言おうとしたら噛んじゃったり(笑)。
高橋・長久:あはははは!
高野:小花鈴ちゃんという人間は噛まないんですよ。噛まないし貫禄があるんです。どっしりした胆の据わった子なので、その胆は私にあるのか?とか良く考えるんですけど。周りのみなさんは「あるよ~」と言ってくれるので、ちょっとだけ鈴ちゃんに近づけたのかなというか、リンクしているのかな? という自信は持つようになりましたね。
高橋:本人よりも周りから見て頂いた方が役柄との共通点がわかるかもしれないですね。私そんなに自分であたふたしている印象なかったから(笑)。
高野:してるよ~(笑)。
長久:してる(笑)。
高橋:みんなが思っているみたいです(笑)。
──みなさんの中で、声優さんとしてのライバル意識ってありますか?
高野:イヤホンズの公式サイトで「Question」という一日一問一答を掲載しているんですけど、その中で「あなたにとってイヤホンズとは?」という一問一答に対して私たち一人ひとりの答えが書いてあるんです。「仲間」(高橋)「仲間」(高野)ときて、がっきゅだけ「ライバルであり仲間」って書いたんですよ。一番そういうしっかりしたものを持っているのはがっきゅなんじゃないかなと、今の質問で思いました。
長久:ライバルというか、お互いが刺激し合えばもっと良いユニットになるんじゃないかなってずっと思っているので。歌にしろダンスにしろ、パフォーマンスにしろみんなそれぞれ持っているスペックは違うじゃないですか(笑)? でもそれに私も負けていられないなと思っていて。やっぱり足を引っ張る存在は嫌なので、そういった意味でお互いがお互いのことを刺激し合えれば、もっともっと個々が成長してユニットとしても団結力を生んで行けるんじゃないかなって思った上で「ライバルであり仲間」って書いたんです。イヤホンズとしては、そういう意味のライバルかなって思います。
高橋:最近、私は背中を見ていたいなって思っているんです。それぞれが個々で頑張ったとき「頑張った」ということを言葉で聞くんじゃなくて、「あ、頑張ってるんだ、私も頑張ろう」っていうのを背中を見てこっちが認識して高め合って行ける、背中で語り合える存在になれたら良いなって思いました。
──今回のイベントでも披露されましたが、2015年9月30日発売予定の3rdシングル「光の先へ」にはどんな想いが込められていますか?
▲「光の先へ」
高野:まず初めに、私たちがこの曲をいただいたとき、「イヤホンズのダンス曲」と聞いたんです。原作の中でもこのダンス曲を練習しているときに、いちごちゃんが足を挫いて怪我してしまうんですけど、そのときにいちごちゃんがみんなに怪我を隠そうとしたんです。だけど、2人は「隠さない方が良いよ」って言うエピソードがあって。そこでまた友情を確かめ合いながら、みんなでダンスを頑張ろう、一歩先に進もうというイメージで、私たち自身も今までで一番成長していることを見せられる曲にしようと意識して歌わせて頂きました。この曲は「それが声優!」の挿入歌になっています。
高橋:そうなんです。
長久:(この時点では)まだ流れていないんですけど、すごい良いシーンで流れると思いますので(笑)。ぜひアニメも見ていただけたら嬉しいです!
高橋:キャラクターたちも成長したところで歌う曲なので、私たちも成長を表現出来たらなと思います。
長久:アニメの展開が速くて、イヤホンズの成長が速いから私たちもいつのまにか追い抜かれていつのまにか「あ、ああ!」ってなっちゃってるから(笑)今回、初めてアニサマで「光の先へ」を歌わせて頂いて、これからまたインストアイベントとか他の大きなイベントで歌わせて頂くときには、また一歩成長した姿を見せたいです。今まではみなさんに元気をもらってたイメージがあったんですけど、今度は私たちの歌で元気を与えられるような歌になっているので、そういったものを目指して行きたいなと思います。
──カラオケでイヤホンズの歌を歌うときには何かコツがありますか?
高野:私たち自身も、役になりきって歌うことを意識しているので、双葉、いちご、鈴ちゃんになりきって歌うとより良いかもしれないですね。
長久:やっぱりでも一番音程が取れているりえりー(高橋)からするとどう? 歌い方のコツみたいなことは?
高橋:滑舌良く歌うと良いんじゃないかと思います(笑)!言葉を大切にして歌って欲しいなって。声優さんが歌う曲ですし。「それが声優!」の曲ですからね。あと意味も考えてしっかり歌詞をかみ砕いて歌って欲しいなって思います。
長久:特にエンディングとか会話劇になっているから、成り切って演じてください(笑)。
高橋:あれは恥ずかしさを捨てることですね(笑)。
──11月22日にAice5との2マンライヴを控えていますが、こちらも含めて今後の活動の意気込みをお願いします。
高橋:いつもイベントのときは、カンペを用意していただいて私たちはそれに甘えていたところもあったんですけど、今回のアニサマからカンペを外して、トークもメンバー同士で目を合わせてアイコンタクトして空気を読みつつ会場を盛り上げるっていう、ユニットでのライヴをやっとやれてきたのかなって。
高野:うん、そうだね。
長久:今日初めて試した感じだよね。
高橋:そういう風に、1人でやっているんじゃなくて3人でやっているライヴというのは上限がないと思うし、もっともっと魅力的なものにできるはずだから、3人が合わさったときの化学反応というか、そういうライヴが作れたら良いなって思います。楽曲もこれからいっぱい歌う、かな(笑)?
高野:Aice5さんは曲がたくさんあるからね!?
長久:そうなんだよね!
高橋:11月22日に向けて、これから色んな曲を。ダンスも歌も頑張りたいです。
高野:伝説のユニットAice5さんと一緒のステージに胸を張って立てるように頑張っていこうと思います。
長久:そうですね、頑張りたいと思います。
高橋:この3人で頑張って行きたいと思いますので、ぜひ応援してください!
リリース情報
2015.9.30 ON SALE
品番:KICM-1628
価格:\1,200+税
[収録曲]
M1:光の先へ(アニメ「それが声優!」 挿入歌」)
M2:ヒーローじゃなくていい
M3:Love Power
+各off vocal ver.収録
「それが声優!」
Blu-ray初回限定版 第1巻
2015.9.30 ON SALE
価格:¥6,800+税
商品番号:KIXA-90577
収録内容:第1話・第2話収録
<パッケージ>
佐々木政勝描き下ろしジャケット&特製スリーブケース
<映像特典>
ノンテロップOP・ED
イヤホンズ密着ドキュメント「それがイヤホンズ!」ディレクターズカット版
「イヤホンズ meets Aice5 Special Edition」
<音声特典>
イヤホンズ(高野麻里佳・高橋李依・長久友紀)&あさのますみによるオーディオコメンタリー
<CD特典>
サウンドトラックCD Vol.1
<封入特典>
スペシャルブックレット(あさのますみ・畑健二郎による描き下ろし漫画
キャラクタープロフィール・設定資料・イヤホンズ日記/ゲスト[野沢雅子・神谷浩史]インタビュー)
DVD 通常版 第1巻
2015.9.30 ON SALE
価格:3,800円+税
商品番号:KIBA-2237
収録内容:第1話・第2話収録
ライブ・イベント情報
会場:NHKホール
日程:2015年11月22日(日)
開場:16:30 / 開演:17:30
価格:¥7,000+税(税込:¥7,560) ※3歳以上チケット必要
出演:イヤホンズ・Aice5
<あに☆ぱら ~anime paradise~ 2015 in 名古屋>
会場:愛知 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
日程:2015年9月20日(日)
開場/開演:1st paradise 13:15 / 14:00 2nd paradise 17:15 / 18:00
出演(1st & 2nd共通):i☆Ris / 飯田里穂 / イヤホンズ / EMERGENCY feat. TEAM DANCING【DANCING YUKARI / DANCING まーしー / DANCING たくや】 / and more.
カラオケ楽曲情報
歌手名:イヤホンズ(高野麻里佳、高橋李依、長久友紀)
DAMリクエストNo.3734-50
楽曲名:それが声優!
歌手名:イヤホンズ(高野麻里佳、高橋李依、長久友紀)
DAMリクエストNo.3737-66
楽曲名:あなたのお耳にプラグイン!
歌手名:イヤホンズ(高野麻里佳、高橋李依、長久友紀)
DAMリクエストNo.3737-65
◆A応P インタビューへ
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