エリック・カルメン、奇跡のボーナス音源満載で名盤復刻

エリック・カルメンのソロ・デビュー40周年を記念し、エリックの誕生月である8月に全盛期の名盤全4タイトルのオリジナル作品が”40周年記念EXPANDED EDITION”として紙ジャケット仕様でリリースとなる。そこには日本のファンだけに贈られる奇跡のボーナス・トラックの数々が収録されることが発表された。

◆エリック・カルメン画像

今回40周年記念で復刻されるのは1975年『サンライズ』、1977年『雄々しき翼』、1978年『チェンジ・オブ・ハート』、1980年『トゥナイト・ユア・マイン』のアリスタ・レコードに残した名盤4作品だ。いずれもエリック・カルメン自身が日本のファンのために選曲し、探して、蔵出ししてくれた超レアな音源の数々がボーナス・トラックとして収録されている。注目は幻の日本公演の音源が奇跡的に発掘され収録される点で、1979年11月10日日本武道館で行なわれた「世界歌謡祭」でのライヴや、1980年2月7日に中野サンプラザで行なわれた初来日公演時のライヴなどが世界初収録となる。更には貴重なライヴ・ヴァージョン、デモ・ヴァージョン、別ヴァージョン、エリック・カルメンの最も有名な未発表曲「テンポラリー・ヒーロー」のデモ・ヴァージョンなども、それぞれのアルバムに時系列で分けられ収録される。

これらは全て日本のみの特典だ。エリック自身「せっかくやるなら全タイトルにリマスターを施し、更にボートラを入れた形できっちり作りたい」ということから、多くの時間と紆余曲折を経ての奇跡のパッケージなのだ。また40周年記念特典として、全4タイトル購入者対象で、4タイトルを収納できるスペシャル・ボックスをプレゼントするキャンペーンも実施される。

パワー・ポップの元祖と言えるエリック・カルメンだが、ブルース・スプリングスティーンからカート・コバーンに至るまで多くのアーティストがその影響を認めており、1975年にソロ・デビュー後は、ビリー・ジョエル等と同世代のシンガー・ソングライターとして今回のアリスタ・レコード時代のソロ作が親しまれてきた。彼の代表曲「All By Myself」はセリーヌ・ディオンを始め、数多くのアーテイストにカバーされ、日本においても何度もCMに使用されている。


◆エリック・カルメン・オフィシャルサイト