ラム・オブ・ゴッド、7月に最新作日本盤登場
2010年5月24日、チェコのプラハ公演でステージに上がった少年をランディが押しのけ、その少年が頭を打って死亡するという事件が起こりランディは一時的にチェコ警察に拘束されていた。先行シングル「スティル・エコーズ」はそんなランディがチェコ警察に拘留されたパンクラーツ刑務所の闇の歴史であるギロチン(※19世紀に作られたこの牢獄は第2次世界大戦中にナチ占領下で処刑場として使われ、“銃弾を無駄にしないために”ギロチンが使われたという逸話がある)を見たランディの受けた衝撃が込められている。
プラハ事件の全貌を捉えた映像作品『As The Palaces Turn』やランディの回顧録『Dark Days』などを発表、ドラマーのクリス・アドラーがメガデスのニュー・アルバムに参加するなど、まさに“シュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)”の渦中にあるラム・オブ・ゴッドだが、2015年夏にはスリップノット、ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインとの北米ツアーも発表している。最新作『VII:シュトゥルム・ウント・ドラング』は波乱の時代において全世界に向けた最強の一撃になる作品だ。
(C)Travis Shinn
ラム・オブ・ゴッド『VII:シュトゥルム・ウント・ドラング』
CD ¥2,500+税
収録予定曲:スティル・エコーズ 他 全12曲収録予定
【メンバー】
ランディ・ブライス(ヴォーカル)
マーク・モートン(ギター)
ウィル・アドラー(ギター)
ジョン・キャンベル(ベース)
クリス・アドラー(ドラムス)
◆ラム・オブ・ゴッド『VII:シュトゥルム・ウント・ドラング』オフィシャルサイト
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