【ライブレポート】マーク・ロンソン「必ず早くまた戻ってくるよ」
最新アルバム『アップタウン・スペシャル』を引っ提げてマーク・ロンソンが来日、3月24日(火)代官山UNITにて一夜限りのプレミアムDJイベントが行われた。わずか1分で即完したこのイベントにはチケットを手に入れた幸運なファン約600人が集まり、マーク・ロンソンのDJプレイが始まるやいなや会場は一気にヒートアップすることとなった。
◆マーク・ロンソン画像
最新アルバムに収録されている「アイ・キャント・ルーズ」や「フィール・ライト feat.ミスティカル」ほか、90年代のヒップ・ホップやR&B、70年代、80年代のソウル、ファンクなどアルバム制作時にインスパイアされた楽曲も次々とプレイ、自身のヒット曲で故エイミー・ワインハウスの追悼イベントでブルーノ・マーズがカバーしたことでも話題となった「ヴァレリーfeat.エイミー・ワインハウス」や「バン・バン・バン」などもプレイされた。最後に「アップタウン・ファンク feat.ブルーノ・マーズ」が流れると会場は最高潮を迎え、「日本のみんな長い間僕をずっとサポートしてくれて本当にありがとう。もう10回くらい日本に来ているけれど、いつ来ても日本は本当に素晴らしい国。次はもっと長い時間にプレイするために必ず早くまた戻ってくるよ:とコメントし、大歓声・大熱狂のなか約1時間にわたるDJセットは幕を閉じた。
マーク・ロンソンはエイミー・ワインハウスの名作「リハブ」プロデュースで一躍脚光を集め、2008年のグラミー賞では「最優秀プロデューサー賞」を受賞した。ブルーノ・マーズ、アデル、ポール・マッカートニーなど多くのアーティストのプロデュースを行っており、特にポール・マッカートニーとはマークの父親の友人ということもあり、小さい頃自宅に遊びにきたポールに遊んでもらったことや、長年の友人のショーン・レノンとのエピソード、また今回アルバムにも参加しているスティーヴィー・ワンダーとの共作などについても「自分のキャリアで最高の出来事」と語っている。
来日中の貴重なオフには大好きなレコード屋巡りや、今まさにシーズンを迎える桜も一足先に満喫したようだ。過密なスケジュールをぬって来日したマークは、この後ロンドンへ戻り現在全世界のチャートを席巻中の「アップタウン・ファンク feat.ブルーノ・マーズ」に続く新しいシングル「フィール・ライト feat.ミスティカル」のPV制作を仕上げる予定となっている。
Photo by Kayoko Yamamoto
マーク・ロンソン『アップタウン・スペシャル』
1.アップタウンズ・ファースト・ファイナル feat.スティーヴィー・ワンダー & アンドリュー・ワイヤット
2.サマー・ブレイキング feat.ケビン・パーカー
3.フィール・ライト feat.ミスティカル
4.アップタウン・ファンク feat.ブルーノ・マーズ
5.アイ・キャント・ルーズ feat.キヨン・スター
6.ダッフォディルズ feat.ケビン・パーカー
7.クラック・イン・ザ・パール feat.アンドリュー・ワイヤット
8.イン・ケース・オブ・ファイア feat.ジェフ・バスカー
9.リーヴィング・ロス・フェリス feat.ケビン・パーカー
10.へヴィー・アンド・ローリング feat.アンドリュー・ワイヤット
11.クラック・イン・ザ・パール, Pt.II feat.スティーヴィー・ワンダー & ジェフ・バスカー
Bonus Track For Japan
12.アップタウン・ファンク(BB DISCO DUB MIX)
https://itunes.apple.com/jp/album/uptown-special-japan-version/id967113103?at=10l3PY
◆マーク・ロンソン・オフィシャルサイト
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