見田村千晴「『正攻法』こそが一番強いのだと信じたい」

ポスト

メジャー後初のシングル「わたくしどもが夢の跡」を3月18日にリリースした見田村千晴が、その前夜となる17日に北参道ストロボカフェで行われた企画ワンマンライブ<LOCK ON>にて、メジャー後初のフルアルバム『正攻法』を4月22日にリリースすることを発表した。

アコースティックギターを掻き鳴らし、力強い歌声で社会風刺や揺れ動く人間の感情の狭間を刹那に表現する見田村千晴が、メジャー後初のフルアルバムに付けたタイトルは『正攻法』。音楽業界ではCDセールスが落ち込むことにともない、奇をてらったアイデアや新しいプロモーション手法でCDがリリースされ、そしてこれに対して賛否両論が巻き起こっているのはご存知のとおり。そんな中で、純粋に歌とギターで勝負をしてきた彼女がメジャーデビューをしてからの2年間をワンワードで表現したキーワードが『正攻法』だという。

今回のフルアルバムに収録されるのは、ミニアルバム『ビギナーズ・ラック』に収録されていた彼女の代表曲「悲しくなることばかりだ [Mix for Seikoho]」や、シングル「わたくしどもが夢の跡」を含む計12曲。

初回盤には「悲しくなることばかりだ」「もう一度会ってはくれませんか」「わたくしどもが夢の跡」のミュージックビデオと、2014年5月10日に渋谷Mt.RAINIER HALL PLEASURE PLEASUREにて行なわれたワンマンライブより3曲映像を収録したDVDが付属する。



なお、初回盤と通常盤のジャケットビジュアルでは、腕を縛られた見田村千晴が必死にほどこうとしている。これは、不安や心配事に縛られている彼女が、最後は解き放たれて解放されるというストーリーで、中ジャケでは解き放たれた彼女の写真が掲載されている。

「マスタリングが終わって、メジャーでのファーストフルアルバムが完成したばかりの今、私は寂しくてしょうがない。メジャーデビュー作のミニアルバム『ビギナーズ・ラック』の制作が始まったのが2年前。そこから全ての楽曲のプロデュース、アレンジを手掛けて下さった松岡モトキさんをはじめ、素敵な方々とのかけがえのない時間、なんていう陳腐な言葉で済ませたくないほど幸せな環境で作品を作らせてもらえた。そんな時間がひとつの区切りを迎えて、嬉しいことも悔しいことも数えきれないほどあったこの2年間をワンワードで表現するならば、『正攻法』。柔軟さは無いし、お洒落で気の利いたこともできない、真面目すぎる私が不器用にもがいてもがいた結果、やっぱり私には『正攻法』だった。『正攻法』こそが一番強いのだと信じたい、という願望もめいっぱい込めて、この作品が日本中の(私みたいな)強がりの弱虫たちに残らず届きますように。」── (見田村千晴)

ワンマンライブツアー2015「正攻法 一択」 オフィシャルサイト先行

日程:
7月11日 大阪・Janus Dining
8月14日 東京・下北沢GARDEN
8月22日 岐阜・ants
受付・支払期間:
2015年3月27日(金)12:00 ~ 2015年4月13日(月)23:59
受付URL:◆BARKS×チケットデリ
※先着受付となります。
※初めてBARKS×チケットデリをご利用される場合は新規会員登録(無料)が必要です。ご利用ガイドをご確認の上、お申込みください。
この記事をポスト

この記事の関連情報