ソフト・マシーン/ゴングのデイヴィッド・アレン、死去

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ソフト・マシーンやゴングを結成し、サイケデリック・ロックを代表するミュージシャンの1人だったデイヴィッド・アレンが金曜日(3月13日)、亡くなった。77歳だった。アレンは先月、癌が再発し、あと数か月しか生きられないと明かしていた。

◆デイヴィッド・アレン画像

1938年オーストラリア、メルボルンで誕生したアレンは、1961年にイギリスへ移住。ミュージシャンとしての活動を始め、ロバート・ワイアット、ケヴィン・エアーズ、マイク・ラトリッジらとソフト・マシーンを結成した。

アレンはその後、英国への再入国を拒否されたため、ソフト・マシーンのツアーに参加できずバンドを脱退。ヨーロッパに留まり、ゴングを結成した、1973~74年にかけて発表されたラジオ・グノーム三部作『Flying Teapot』『Angel’s Egg』『You』は、高い評価を得た。

アレンは金曜日午後、祖国オーストラリアで息子たちに囲まれる中、息を引き取ったという。

彼は先月(2月5日)、最後となってしまったファンへのメッセージで、癌が再発したが、手術を受けるつもりはなく、余命6ヶ月だと診断されたと明かし、ファンへ感謝の言葉を残していた。

合掌。



Ako Suzuki
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