カート・コバーンのドキュメンタリー、サントラに未発表曲を収録

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ニルヴァーナのフロントマン、故カート・コバーンのドキュメンタリー映画『Kurt Cobain: Montage Of Heck』のサウンドトラックに、これまで公開されていなかったカートがプレイする12分のアコースティック・トラックが収録されることが明らかになった。

◆カート・コバーン画像

ブレット・モーゲン監督は週末(3月7日)、「これまで公開されていない衝撃のコバーンの12分のアコースティックを聴いている。the montage of heckのサウンドトラックに収録する」とつぶやいた。

『Kurt Cobain: Montage Of Heck』は、カートの家族が公認する初のドキュメンタリーで、娘のフランシス・ビーンがエグゼクティブ・プロデューサーの1人に名を連ねている。膨大なアーカイブを探索することを許されたモーゲン監督は、200時間以上に及ぶ未発表曲の音楽やオーディオ、彫刻や油絵といった無数のアート・プロジェクト、未公開のホーム・ビデオ、4,000ページ以上の執筆物などを発見したという。

『Kurt Cobain: Montage Of Heck』は米ケーブルテレビ放送局HBOで5月4日に放送。サウンドトラックの詳細はまだ発表されていない。また、ドキュメンタリーの公開に合わせ同名の本が出版される。

ニルヴァーナ関連ニュースとして、コートニー・ラヴは、「彼女からハッキングした」とニルヴァーナの「Flaccid Bone」と呼ばれる曲をYouTubeにアップロードした人物を訴える準備をしているところだという。この自称ハッカーは、曲を「コートニーは、これを90年代に行われたレコーディング・セッションからのものだと言っていた。カートは気に入らず、お蔵入りにしたそうだ」と説明していたが、コートニーは、曲は偽物であり、こんな曲を所有していたことはないと話している。

Ako Suzuki
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