復興支援シングル、3.11より配信開始
気仙沼在住のシンガー・ソングライター尾形和優が、東日本大震災ちょいチャリティプロジェクト「Guitar☆Man」とのコラボレーション・シングル「Ti Amo~希望への光~」を3月11日から配信スタートとなった。CDは5月6日に発売となる予定だ。
尾形和優は1987年東芝EMI(当時)からデビュー。翌1988年、俳優・京本政樹が作詞した「BLUE EYE’S MEMORY」をヒットさせるも、経営難に陥った気仙沼での家業を継ぐ為に帰省した。1990年からはFM仙台(現DateFM)でDJ番組『バラードフォーユー(現:Starting Over)』がスタート。番組は震災でいったん中断するも同局で25年続く長寿番組となり、DJ、ミュージシャンと事業家の二足のわらじをはく活動を続けている。東日本大震災では自宅と会社施設の大半を失いながらも復興支援に奔走する人物だ。
一方Guitar☆Manは、東日本大震災の被災地に楽器を届けるチャリティー・プロジェクトで、洋楽ロックのカバー・イベントとして、ベーシストで音楽プロデューサーの伊藤広規を中心に2013年2月にスタートした。これまでに延べ100組みの有名ミュージシャンが出演し20回のライブイベントを開催、5枚のCDがリリースされている。イベントの収益やCDの印税の一部を被災地への楽器の寄贈や音楽イベントの制作費等に寄付し、被災地復興の一助へと活動を続けている。
尾形和優はGuitar☆Manのチャリティーを地元で支える活動を続け、2014年9月7日には被災地・気仙沼でGuitar☆Man LIVEの開催を実現させた。この時に尾形が披露したオリジナルの鎮魂歌「Ti Amo~希望への光~」が会場に集まった聴衆や参加したミュージシャンの心を打ち、今回のGuitar☆Manとのコラボレーションが生まれるきっかけになったものだ。
シングル・タイトルの「Ti Amo~希望への光~」はイタリア語で愛しているという意味。震災で失われた多くの命や故郷の景色への鎮魂の捧げであり、未来に歩む子供達のための道標になれば…という思いを込め書き下ろしたという。圧巻はビートルズの「ジ・エンド」のエンディングを彷彿させる後半のGuitar☆Manミュージシャンによるソロ・パートで、「Ti Amo~希望への光~」が発信する強いメッセージと尾形の活動に賛同したミュージシャンが続々と友情参加を表明、そうそうたるギタリストのプレイが繰り広げられる。
松武秀樹~難波弘之~西脇辰弥のキーボード・ソロに次いで北島健二、織田哲郎、山本恭司(BOW WOW)、是永巧一、横内健亨(TENSAW)、石原SHARA慎一郎(EARTHSHAKER)、うじきつよし(子供ばんど)、土方隆行、大槻啓之と9人のギタリストがバトンを渡して綴る豪華リレー、是非チェックを。
尾形和優 with Guitar☆Man「Ti Amo~希望への光~」
SRGM-0002 (Guitar☆Man Factroy Label)1,200円(税込)
01.Ti Amo~希望への光~
02.天使のいたずら
03.Ti Amo~ CLASSICAL VERSION
04.Ti Amo~ SHORT VERSION
05.Ti Amo~ (KARAOKE)
06.天使のいたずら (KARAOKE)
07.Ti Amo~希望への光~CLASSICAL VERSION(KARAOKE)
Bass:伊藤広規/Guitar:北島健二、織田哲郎、山本恭司(BOW WOW)、是永巧一、横内健亨(TENSAW)、石原SHARA慎一郎(EARTHSHAKER)、うじきつよし(子供ばんど)、土方隆行、大槻啓之/Keyboards:松武秀樹、難波弘之、西脇辰弥/Drums:岡井大二/Chorus:Misumi/浦田健志
3月11日(水)より iTunes、Amazon MP3等で配信スタート
◆Guitar☆Manオフィシャルサイト