横山健、ドキュメント番組をゴールデンタイムに再放送
2013年にWOWOWで放送された横山健のドキュメンタリー番組『ノンフィクションW 物言うパンクス!横山健~311、ハイスタ、その先に~』が2015年3月5日、同局にて再放送されることが発表となった。
◆横山健 画像
『ノンフィクションW 物言うパンクス!横山健~311、ハイスタ、その先に~』は、2011年3月11日の震災を機に、再始動を遂げたHi-STANDARDのギタリスト横山健にWOWOWのカメラが密着したもの。パンクロックで日本に勇気を与える姿を描いたドキュメンタリー番組だ。
横山健は2011年の東日本大震災後、すぐに被災地のライブハウスを回った。パンクロックに何ができるのか、自問自答する日々が続いたという。と同時に、ハイスタの11年ぶり活動再開のニュースは日本中のパンクファンを狂喜させた。しかしハイスタの活動休止以来、横山健には常に葛藤があったそうだ。世間は彼を「ハイスタの横山」と呼ぶが、自らは「ソロバンド、Ken Yokoyamaの横山だ」という自負がある。それも震災で、全てが変わった。“日本を元気にするため”にハイスタの復活を決意した。
前述したように横山自身は、震災直後から被災地のライブハウスを回り、無料ライブを重ねてきた。横山のライブは常に満員御礼。カリスマ的な人気の理由のひとつがウソのない発言だ。ライブでは平然と原発問題を語り、震災で生まれた感情はストレートに歌にした。「言いたいことを発信せずに何がパンクだ!」。正直な言葉の数々は多くの人間の心をつかみ、そして2012年9月、<AIR JAM 2012>を開催。ハイスタンダードは被災地に5万人を集めて復興ライブを成功させた。
番組『ノンフィクションW 物言うパンクス!横山健~311、ハイスタ、その先に~』は、そんな横山健に10ヵ月間密着した映像によって構成されている。テレビでは初めて語るハイスタ再始動への想い、パンクスとして自らの使命に燃える横山の姿はカメラの前でも飾ることがない。
ディレクターは、『ラフィンノーズという生き方』の制作も手掛けたTVディレクター/ドキュメンタリー作家の村川僚(古舘プロジェクト)が務めたもの。番組ディレクター曰く、「ノンフィクションWがゴールデンに放送というのは異例」とのことだ。再放送は3月5日19時10分より。
■番組『ノンフィクションW 物言うパンクス!横山健 ~311、ハイスタ、その先に~』
3月5日(木)19時10分~
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/102786/
◆Ken Yokoyama オフィシャルサイト
◆PIZZA OF DEATH オフィシャルサイト
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