デイヴ・グロール、プリンスとのセッションを語る

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フー・ファイターズのデイヴ・グロールは、プリンスとジャム・セッションを行ったことがあるそうだ。上手く行ったか行かなかったかは、意見の分かれるところだったという。

◆デイヴ・グロール画像

デイヴ・グロールは2011年、プリンスのLA公演を観に行き、バックステージで会ったプリンスから「金曜日のショウで一緒にジャムしないか」と提案されたそうだ。グロールは、「その週ずっと(プリンスからの)電話を待っていた。でも、かかってこなかった」ものの、とりあえず当日、会場へ行ってみると、サウンドチェックでセッションすることができたという。

彼は米ラジオ番組『Howard Stern Show』でこう話した。「彼は、俺が見たことがないような方法でベースをシュレッディング(刻み)するんだ」「俺達、フル・バンドで(レッド・ツェッペリンの)「Whole Lotta Love」をプレイした」

デイヴ・グロールは素晴らしいジャムだと思ったが、プリンスはそうでもなかったらしい。その夜のショウで再現されることはなかった。「彼は“これはやらないとな”って言っていたけど、その後“来週、なにしてるの?”って訊かれて、もう二度と会うことはなかった」

「これがプリンス流の“追い払う”なんだろう。でも、気にしてない。なんたってプリンスだ。彼は好きなだけ俺を追っ払えるよ」

デイヴ・グロールはまた、デヴィッド・ボウイとコラボしたいと連絡を取ったものの、スケジュールが合わず実現しなかったとも話した。

フー・ファイターズが最新アルバム『Sonic Highways』をレコーディング中に制作したドキュメンタリーは今週、アメリカのケーブルテレビ局HBOで最終エピソードが放送される。ここで、デイヴ・グロールはオバマ大統領と対談している。

Ako Suzuki
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