カート・コバーンのドキュメンタリー、娘がプロデューサーに

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ニルヴァーナの元フロントマン、カート・コバーンのドキュメンタリー『Kurt Cobain: Montage Of Heck』が2015年、アメリカのケーブルテレビ放送局HBOから放送されることになった。制作には彼の家族も全面協力しており、カートの娘フランシス・ビーンがエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねている。

◆ニルヴァーナ画像

監督は、ザ・ローリング・ストーンズのドキュメンタリー『Crossfire Hurricane』を制作したブレット・モーゲン。彼は以下のような声明を発表した。「僕は8年前にこのプロジェクトを開始した。多くの人達同様、そのときは、新鮮な素材を発見するなんてそうはないだろうと思っていた。しかしながら、カートのアーカイブに足を踏み入れてみたら、200時間以上におよぶ未発表の音楽やオーディオ、無数のアート・プロジェクト(油絵や彫刻)、これまで公開されたことがない数えきれないほどのホーム・ビデオ、4,000ページ以上の執筆物などが見つかった。これらによって、ほとんどメディアに自身をさらすことがなかったアーティストの人物像を細部に迫り描くことができた」

『Montage Of Heck』は、カートの家族が公認する初のドキュメンタリー。タイトルはカートが1980年代後半に作ったミックス・テープの名前から取られたという。

放送日はこの後発表される。

Ako Suzuki
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