NOBLE AUDIOに、威光かがやく弩級モデル登場
極上のサウンド・クオリティに芸術的なデザインを併せ持った至高のカスタムIEMブランドとして、孤高の存在感を見せつけるNOBLE AUDIOが、またとんでもないモデルを発表した。「PRESTIGE」と名付けられた新モデルだ。
◆NOBLE AUDIO「PRESTIGE」画像
カスタムIEM(イヤモニ)は、耳型を採ってひとりひとりの耳にフィットするように手作りで制作するカスタム制作のイヤホンだ。一般的には採取された耳型を基にシリコン製のメス型を制作し、そこに流し込んだアクリルの液を硬化させることで制作する。自分の耳にフィットする形のイヤホンを作るには唯一にして理想的な製作方法なわけだ。
…と思っていたわけだが、PRESTIGEシリーズはなんと天然のレア木材でつくり上げるという。流して固めるなどといった製作方法とは根本的に違うわけで、もはやどのようにして作られるのか全くわからない。精密なNCルータを使えば任意の形状に削りだすこともできるのだろうが、カスタムIEMの場合、大量のドライバー類をセットするゆえに中身はきれいに繰り抜かれている必要がある。2分して跡が分からないように貼り合わせるのだろう…とは思うものの、素人の考えでは全く及ばないような気もする。天然木材で制作されるとなれば、もはや自分専用のミニミニ・スピーカーのようなものだ。
オフィシャルサイトをみると、木材を使用したシリーズのみならず、どのような素材なのかもわからない不思議で美しいPRESTIGEモデルが多数掲載されている。
PRESTIGEの中身は不動の高評価を手にしているKaiser 10だという。なお、米価格で$2599~$2899という価格が付けられている。日本上陸の正式なアナウンスはこれからと思われるが、全てにおいて「最高」の印を持つ、輝かしいモデルの登場だ。
◆NOBLE AUDIOオフィシャルサイト
◆NOBLE AUDIOオフィシャルFACEBOOK
この記事の関連情報
【BARKS編集部レビュー】Noble Audio、ついに登場したKaiser Encoreの実力は?
NOBLE AUDIOの新作カスタムIEM「Kaiser Encore」、ついにオーダー開始
【BARKS編集部レビュー】Noble Audio Katana Universal、K10との違いは?
Noble Audio、新フラッグシップモデルはKatana
【BARKS編集部レビュー】ダサいカスタムIEMを超クールに変身させてみた(「きせかえプレート」きせかえ工房)
Noble Audio、ユニバーサルIEMが全モデルチェンジ
Noble Audio K10Uに、限定生産カラー登場
【BARKS編集部レビュー】超高級イヤホンNoble Audio K10U、アルミになってどう変わった?
【BARKS編集部レビュー】光造形法で作られたNoble 4 SLA、良い&ダメな点