ジャック・ホワイト、フー・ファイターズと『Rolling Stone』誌を批判
ジャック・ホワイトが水曜日(9月17日)米ボストンで開いた公演で、フー・ファイターズとRollingStone.comを嘲笑した。
◆ジャック・ホワイト画像
フー・ファイターズに関しては、自分より多くのギタリストがいるとし、「俺も間違えたときのことを考え、同じギター・パートをプレイするセカンド・ギタリストを加えてみるか。彼がプレイし続けてくれるだろう」と発言。
RollingStone.comに対しては「カーダシアン・ファミリーの提供でお送りしています」と皮肉った後、「あなたをうっとりさせるテイラー・スウィフトの今月のファッション15選、RollingStone.comが50年間ずっとニューポート・フォーク・フェスティヴァルを取材しない10の理由。Rolling Stone誌が白黒写真をカバーにしない12の理由――死んだ奴じゃない限り」とおちょくった。
RollingStone.comによると、彼らはニューポート・フォーク・フェスティヴァルを取り上げたことがあるし、生きている人の白黒写真を表紙にしたこともあるそうだ。
ジャックはさらに、『Rolling Stone』誌の創刊者の1人、ヤン・ウェナーに触れ「ヤン・ウェナーがタブロイド・マガジンの牙城『US Weekly』のオーナーだと知ってたか? ヤン・ウェナー、20年以上パパラッチを生かし続けてきた奴!」と非難した。
ジャック・ホワイトのスポークスマンはこの後、フー・ファイターズに対する発言は「冗談だった」との声明を発表したという。「機材、とくにギターにちょっとしたトラブルがあり、オーディエンスをシラケさせないために冗談を言ったのです!」「ジャックはフー・ファイターズをとてもリスペクトしており、今朝、(デイヴ・)グロールとも話をしています」とのこと。
また、フー・ファイターズもジャックの発言に対し、猿がギターをプレイする写真と共に「やられた…これがフー・ファイターズ・サウンドの秘密だ…」とツィート、軽く受け流している。
『Rolling Stone』誌に対しては、ジャックが同誌を批判したのはこれが初めてではなく、声明でもとくに触れられていない。
Ako Suzuki, London
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