【イベントレポート】子どもたちとアドリブ共演、ジャズが「きっず」のものに

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8月2日(土)ビルボードライブ東京にて、本会場として初めて未就学児童の入場が認められたイベント<きっずじゃずCD スペシャル・コンサート>が実施された。大貫妙子、ケイコ・リー、TOKU、マヤ・ハッチ、子どもに大人気のキャラクターしまじろうの他4組のアーティストが出演し、会場には満員の親子がつめかけ、子どもたちの歌声や笑い声が飛び交う大盛況となった。

◆<Billboard JAPAN presents きっずじゃずCD スペシャル・コンサート>画像

本コンサートは「本物の音楽を、親子で一緒に楽しめる」がコンセプトで開催されたライブイベントだ。通常は子連れでは入れないビルボードライブ東京に、親子で気軽に行けるという斬新な切り口が話題となり、チケットは発売と同時にほとんどが売れ、開催1カ月前には完売を迎えていたイベントだ。この日訪れジャズを楽しんだ最年少は0歳の赤ちゃんだった。

コンサートは「アンパンマンのマーチ」で幕を開け、「おどるポンポコリン」「歩いて帰ろう」といった子どもたちに人気の9曲が、実力派アーティストたちによってジャズとして演奏された。来場した子どもたち全員にマラカスが配られ、手拍子、掛け声が飛び交う参加型のイベントとなった。「北風小僧の寒太郎」では、全員で「かんたろうー!」という合の手を入れたり、一緒に歌ったりするコーナーも設けられた。

アンコールの「ドレミのうた」では、TOKUがピアノでドレミファソラシドが弾ける子ども3人をステージに呼びかけ、共演が実現。日本を代表するアーティストたちと子どものアドリブ・セッションに会場は大いに沸き、最後は大勢の子どもたちがステージ上に上がってマラカスでセッションに参加し、コンサートは幕を閉じた。子どもたちは「ジャズ、そして音楽の楽しさ」を学び、親たちは「子どもたちの中に眠る、音楽を楽しむ力」を感じ取り、共に学ぶ1日となった。

この日演奏された全楽曲が収録された『きっずじゃずCD』は3月12日に発売されている。本作品には、イベントの出演アーティストに加えて日野皓正、JUJU、土岐麻子も参加している他、「ジングルベル」「マイ・フェイヴァリット・シングス」といった曲も収録され、楽曲のカラオケ・バージョンや、ルビをふった大きな文字のブックレットも付き、親子で一緒に歌って遊べるCDだ。こちらの作品も日本全国のママが繋がる参加型コミュニティ「ママそら」でも口コミで広がるなど、話題の「音育」商品として人気が高まっている。


<Billboard JAPAN presents きっずじゃずCD スペシャル・コンサート>
2014年8月2日(土) 12:00開場 13:00開演 14:10終演
@ビルボードライブ東京
出演:大貫妙子(Vo)/ケイコ・リー(Vo)/TOKU(Vo、flh)/マヤ・ハッチ(Vo)/宮本貴奈(Pf)/楠井五月(B)/石若駿(Dr)
出演キャラクター:しまじろう
1.アンパンマンのマーチ(インストゥルメンタル)
2.おどるポンポコリン(マヤ・ハッチ)
3.さんぽ(マヤ・ハッチ)
4.君をのせて(ケイコ・リー)
5.歩いて帰ろう(ケイコ・リー)
6.黒ネコのタンゴ(大貫妙子)
7.メトロポリタン美術館(大貫妙子)
8.トゥインクル・トゥインクル・リトル・スター(TOKU、しまじろう)
9.北風小僧の寒太郎(TOKU)
アンコール
1.ドレミのうた(観客+TOKU+マヤ・ハッチ)
2.ドレミのうた(全員)

『きっずじゃずCD』
2014年3月12日発売
SICP3861 ¥2,400+税
1.「ドレミのうた」TOKU
2.「おどるポンポコリン」マヤ・ハッチ
3.「マイ・フェイヴァリット・シングス」JUJU featuring TOKU
4.「北風小僧の寒太郎」TOKU
5.「君をのせて」ケイコ・リー
6.「トゥインクル・トゥインクル・リトル・スター」TOKU
7.「アンパンマンのマーチ」神谷えり
8.「メトロポリタン美術館」大貫妙子
9.「黒ネコのタンゴ」土岐麻子 featuring 小松亮太
10.「歩いて帰ろう」ケイコ・リー
11.「さんぽ」マヤ・ハッチ
12.「ジングルベル」しまじろう featuring TOKU
[ボーナス・トラック]
13.「とろけてたまげてシュワシュシュシュ」ケイコ・リー(サントリー「トロッタスパークリング」CMソング)
14.「故郷」日野皓正(Panasonic企業CM曲)
全曲カラオケ付き

◆『きっずじゃずCD』オフィシャルサイト
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