カート・コバーンの娘「若くして死ぬのはクールじゃない」

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27歳で亡くなったニルヴァーナのフロントマン、カート・コバーンの娘フランシス・ビーンが「ミュージシャンが若くして死ぬのを美化すべきではない」とツィートした。

◆ニルヴァーナ画像

彼女は日曜日(6月22日)、「@LanaDelRey 若いミュージシャンの死を美化すべきじゃない」「@LanaDelRey 私が父を知ることはない。彼は若くして亡くなったから。そして、それが憧れみたいになっている。あなたみたいな人たちが“クール”だって思うからよ」「@LanaDelRey そんなわけないでしょ。一生懸命、生きて。一度切りの人生なんだから。あなたが名前を挙げた人達は人生を無駄にしたのよ。そんな1人にならないで」「@LanaDelRey あなたは(人生を)無駄にするにはあまりにも才能がありすぎる」とつぶやいた。

これは、ラナ・デル・レイが英国の新聞『The Guardian』のインタビューで、コバーンやエイミー・ワインハウスに影響を受けており「自分ももう死んでいたら良かったのに」と発言したことへの返答だと推測され、フランシス・ビーンがラナ・デル・レイを批判したとのニュースになった。

すると、フランシス・ビーンは直ちにこのツィートを削除し、あらためて「誰のことも攻撃してないわ。ラナに反感なんて持ってない。ただ、個人的な体験から物ごとを正しい角度で見直したいと思っただけ」とのつぶやきを残した。

また、物議をかもしたラナの発言だが、彼女はインタビューが掲載された直後、『The Guardian』紙のジャーナリストは悪意を持ってこの記事を書いたと非難している。

フランシス・ビーンは、父カートが亡くなったときまだ2歳にもなっていなかった。

Ako Suzuki, London
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