ジェネシス、ドキュメンタリー番組でリユニオン

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ピーター・ガブリエル、フィル・コリンズ、マイク・ラザフォード、スティーヴ・ハケット、トニー・バンクスら第一黄金期のジェネシスのメンバーが、BBCのドキュメンタリーで一堂に会したという。

◆ジェネシス画像

ステージでのリユニオンではないが、貴重な再会であるのは間違いなく、BBCは5人が笑顔で並ぶ、少し前まではあり得なかった写真を公開した。

このドキュメンタリー『Genesis: Together And Apart』では、メンバーの全面協力のもと未公開映像なども交え、「1960年代にソングライターが集まったバンドとしてスタートし、1970年代に演劇的な要素を織り交ぜたプログレッシヴ・ロック・バンドとして開花。1980年代初めはジャジー・ポップの先駆者となり、1990年代にロック・ジャイアントへ最後の変身を遂げたジェネシスという――ダイハードなファンを当惑、怒らせた一方、新たな信奉者が後を絶たなかったバンドの軌跡をたどる」そうだ。放送日はまだ発表されていないが、年内にBBC 2から放送予定。

同番組は再結成ツアーの前触れとの期待の声も上がっている。ピーター・ガブリエルが1975年にバンドを脱退後、5人が一緒にプレイしたのは、1982年に英国で開かれたワン・オフのユニオン公演<Six Of The Best>が最後。再結成に大義名分が必要ならば、2014年はデビュー・アルバム『From Genesis To Revelation』のリリース45周年、2015年はガブリエル脱退40周年記念にあたる。ファンとしてはいつでもOKだ。

Ako Suzuki, London
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