ニルヴァーナのクリス「バンドの魂が甦った」
ニルヴァーナのクリス・ノヴォセリック(B)が、先週行われたロックの殿堂入りセレモニーでのパフォーマンスについてブログに感想を寄せた。ノヴォセリックとデイヴ・グロールは、故カート・コバーンの代わりに4人の女性、ジョーン・ジェット、ロード、ソニック・ユースのキム・ゴードン、セイント・ヴィンセントをシンガーに迎えプレイした。
◆デイヴ・グロール、ジョーン・ジェット画像
ノヴォセリックは月曜日(4月14日)、ブログ(Kristnovoselic.blogspot.com)にこう記した。「殿堂入りのイベントやその出来には満足している。僕ら、バンドのスピリットを呼び起こすことができたと感じている。それは、僕らだけではできなかった。僕らみんな、カートのことをとても恋しく思っているから、僕にしてみれば、こう感じるのは嬉しくもあり悲しくもある。でも、殿堂入りしたんだから、ショウはやらなきゃならなかった。誰をフロントに迎えるか、ジョーン・ジェットは僕の1stチョイスだった。デイヴにそのことを話したら、彼がフロントを全員女性にしようってアイディアを思いついた。カートやニルヴァーナの本質に対するいい賛辞になると思った」
ノヴォセリックはジェットとゴードンを“パンク・ロックの女性リーダー”、ロードとセイント・ヴィンセントを“ロック界のパワフルな新進気鋭の女性たち”と表し、4人ともそれぞれのやり方でニルヴァーナの曲をプレイするのに成功したと感じているそうだ。
セレモニーではジョーン・ジェットが「Smells Like Teen Spirit」を、ゴードンが「Aneurysm」、セイント・ヴィンセントが「Lithium」、ロードが「All Apologies」を歌った。
ニルヴァーナはその後、NYのバーでスペシャル・ギグを開き、この4人に加え、ダイナソーJr.のJ.マスシス、Deer TickのJohn McCauleyを迎え19曲プレイした。
Ako Suzuki, London
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