【la la larks応援企画】クボタケイスケ編
▲la la larks |
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近年のSNSの文化と音楽制作の取り組みがこのような潮流を生み出しているが、la la larksがこのプロジェクトに乗り出した理由は、バンドそのものの存在意義や理想と深くかかわっているということで、メンバーそれぞれにバンドの在り方やプロジェクトについてじっくり話を聞いた。今の音楽シーンの中で、「バンドをやること」の本質が語られている特集気にとなっているので、ぜひメンバー全員のメッセージに目を向けて欲しい。
──このバンドが他のバンドと違うところはありますか?
▲クボタケイスケ |
──いわゆる音楽活動といえば、音源制作、ライブ、とざっくり2つあると思うんですが、la la larksって、音源制作をしていないですよね。バンドをやろうと思うと必ずすぐにとりかかるものだと思うのですが。
クボタケイスケ:逆に音源に重きを置いているからこそ、おいそれとCDを作らないというか、ちゃんと演奏できないと(パッケージングする意味がない)って思いますね。ちゃんと意図があって、タイミングが合って、それを求めている状況が合わさって、その流れが、あるべき姿なんじゃないかなって思います。だから、音源が後回し、という言い方もできるけど、正しい道筋をたどったからゆえ、と思ってますね。
──バンドを取り巻く環境について、どういう風にとらえてますか?
クボタケイスケ:ほかの人たちのことはよくわかってないですね。苦労してるバンド、不平不満のあるバンドとか、自分はそういうところに首を突っ込まないようにしてますね。あんまり音楽をやる中で、負のオーラに触れたくないというか(笑)。このバンドは、見失わないように、ちゃんと積み上げていくことを大切にしているのを感じてますね。バンドとして正しいことをちゃんと積み重ねて行けるような価値観を、周りにちゃんと示していけるように活動したいです。江口からはすごくそういう部分でのマインドが伝わってきます。バンドとして本質的に健全でいられることを見せることが、次の世代や後輩のバンドに伝わっていくといいなって思っています。
──音源を作ってこなかったこともユニークにとらえられがちですが、CDを作ることになった時に、それがクラウドファンディングで作成される、というのもユニークです。これについてはどう思いますか?
クボタケイスケ:儲けるっていうプロジェクトじゃないんですよね。番組とバンドの気持ちのつながりを形にしましょう、というところから始まって、それを妥協なく形にするうえで必要になってくる金額を計算したのであって、そこをまずちゃんとわかってほしいですね。
取材・文:J-WAVE TOKYO REAL-EYESナビゲーター藤田琢己
la la larks×TOKYO REAL-EYESCDレコーディングプロジェクト
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