エイジア、新たな生命と一貫したドラマチックな美学
新ギタリスト:サム・コールソンを迎え、ジョン・ウェットン、ジェフ・ダウンズ、カール・パーマーが2014年に時を詠むアルバム『グラヴィタス~荘厳(そうごん)なる刻(とき)』が、3月12日に日本先行リリースとなる。あわせて6月の来日公演も発表された。
◆エイジア画像
結成30周年を記念するジャパン・ツアーが2012年9月に開催された後は、スティーヴ・ハウが脱退してしまったものの、キング・クリムゾンやイエス、EL&Pなどでプログレッシヴ・ロックの土台を築き上げてきたメンバー達はすぐに新曲を書き始め、同時に後任ギタリスト探しに入っていた。
新メンバーとして加入することになったサム・コールソンは1987年生まれのイギリス人ギタリストだ。エイジア結成以降に生まれた彼だが、ポール・ギルバートやウォルター・トラウトにその実力を認められて頭角を現しバンドに迎えられることになった。彼のハードなエッジを持つリフとテクニカルなリード・プレイは、エイジアに新たな生命を吹き込むエネルギーをもたらした。
『グラヴィタス~荘厳(そうごん)なる刻(とき)』は、オリジナル・エイジアのプログレッシヴ・ロマンを受け継ぎながら、若き息吹を取り戻した作品になっているという。新たな代表曲のひとつになるであろう「ワルキューレ」から、スケールの大きなエピック・ロック「グラヴィタス」、クラシカルなコード進行で魅了する「ロシアン・ドールズ」、優美なバラード「ジョー・ディマジオズ・グローブ」まで、ドラマチックな美学が貫かれている。
初回限定盤のDVDには2013年9月ブルガリア公演での「ヒート・オブ・ザ・モーメント」ほか数曲のライヴ映像と最新PV「グラヴィタス」を収録予定。CDにはボーナス・トラックとして「ザ・クローサー・アイ・ゲット・トゥ・ユー」「ジョー・ディマジオズ・グローブ」アコースティック・ヴァージョンの2曲を収録。さらに日本盤のみのボーナストラック「ロシアン・ドールズ」アコースティック・ヴァージョンは限定盤通常盤ともに追加収録される。
新編成エイジアの6月の来日公演は、最新アルバム『グラヴィタス~荘厳(そうごん)なる刻(とき)』を引っ提げて行われる。
<ASIA 2014年ジャパン・ツアー>
6月17日(火)名古屋:Zepp Nagoya
6月18日(水)大阪:サンケイホールブリーゼ
6月19日(木)東京:渋谷公会堂
6月20日(金)東京:渋谷公会堂
【メンバー】
ジョン・ウェットン(ベース/ボーカル)
ジェフ・ダウンズ(キーボード)
カール・パーマー(ドラムス)
サム・コールソン(ギター)
『グラヴィタス~荘厳(そうごん)なる刻(とき)』
2014年3月12日(水)発売
初回限定盤CD+DVD4,200円(税別)
通常盤CD 2800円(税別)
1.ワルキューレ
2.グラヴィタス
3.ザ・クローサー・アイ・ゲット・トゥ・ユー
4.ニクトフォビア
5.ロシアン・ドールズ
6.へヴン・ヘルプ・ミー・ナウ
7.アイ・ウッド・ダイ・フォー・ユー
8.ジョー・ディマジオズ・グローブ
9.ティル・ウィ・ミート・アゲイン
※初回限定盤のみ収録ボーナストラック
10.ザ・クローサー・アイ・ゲット・トゥ・ユー(アコースティック ヴァージョン)
11.ジョー・ディマジオズ・グローブ(アコースティック ヴァージョン)
※日本限定ボーナストラック(限定盤、通常盤とも収録)
・ロシアン・ドールズ(アコースティック ヴァージョン)
ボーナスDVD(収録予定)
・ライヴ映像:「ヒート・オブ・ザ・モーメント」他 [2013年9月 ブルガリア/プロヴディフ公演にて収録]*収録曲数は数曲予定、収録曲は後日発表
・「ワルキューレ」ミュージックビデオ
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