【2014年グラミー特集】「年間最優秀楽曲」のロード「ロイヤルズ」、30分で作詞
第56回グラミー賞授賞式で「年間最優秀楽曲」と「最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス」を受賞し、パフォーマンスも披露した17歳の歌姫ロードだが、多くの称賛を集める楽曲「ロイヤルズ」が、30分程度で作詞された楽曲であったとして、話題を呼んでいる。
◆ロード画像
米MTVによれば、「ロイヤルズ」はロードが15歳の頃に30分程度で作詞し、それをプロデューサーでありソングライターのジョエル・リトルがポップ界の最高傑作に仕上げたのだという。また、曲のアイデアを箇条書きにして、インターネット上に投稿したらどうなるか様子を伺っていたら開花した曲であったと、制作の過程が紹介されている。
「ロイヤルズ」の魅力は、誰からも親しみやすい若いマインドの視点から書かれていることであり、そのメッセージは、ツイッターに投稿した“つぶやき”のように親しい友人に向けられたものに近い。気の向くままに手早く描かれ、サイバースペースの荒野に放り込まれた小さなアイデアが、一大現象となって時代の象徴的な楽曲へと花開いたのだ。
「年間最優秀楽曲」受賞のスピーチでロードは、「この曲を“爆発”させてくれて皆ありがとう。本当に“ヤバかった”」と言葉少なめだがコメントし、賞を受け取った。またロードとともにステージへと上がったジョエル・リトルは、「元々は無料で提供するために作った曲だった」と謙虚に説明を付け加えている。
パフォーマンスでは緊張していたのか、17歳らしい一面も伺わせたロード。「ジョエル(・リトル)がいなかったらこの場に居られなかったと思う」とプロデューサーに感謝の意を表した。
「第56回グラミー賞授賞式」 ※字幕
2014年1月27日(月)よる10:00[WOWOWライブ]
◆WOWOW『生中継!グラミー賞ノミネーションコンサート』サイト
◆WOWOW×BARKS2014年グラミー特集チャンネル