Cocco、初主演舞台『ジルゼの事情』スタート。そして新作も発売決定

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Coccoの初舞台出演にして初主演する『ジルゼの事情』が1月16日より渋谷CBGKシブゲキ!!にてスタートした。

◆舞台『ジルゼの事情』画像

舞台『ジルゼの事情』は、バレリーナになることが夢だったというCocoo自身が愛する古典バレエ「ジゼル」を原案に、劇団鹿殺しの丸尾丸一郎がオリジナル脚本と演出を担当。現代の東京に舞台を置き換え、歌やダンスの要素も取り入れた群像劇だ。

2012年公開の塚本晋也 監督作『KOTOKO』で映画主演をはたし、その演技力を高く評価されたCoccoだが、演劇の舞台に立つのは今回が初めて。しかし彼女の祖父・真喜志康忠は、戦後の沖縄「琉球芝居」の役者として絶大な人気を誇った人物。彼女には幼い頃からその舞台を見て育ったという生い立ちがある。

今回の舞台は2011年の<ザ・ベスト盤ライブ5本〆>以来、約2年ぶりにCoccoの生の歌声が聞ける場所となり、ファンの間で大きな話題となっている中、ついに舞台がスタート。初日は、Coccoをはじめ出演者による白熱の演技が、満員に埋まった会場内の観客を魅了。終演後、鳴り止まないほどの大きな拍手で包まれた。

なお、東京公演は、1月26日まで渋谷CBGKシブゲキ!!にて。大阪公演は1月30日よりABCホールにて行なわれる。

そして、この記念すべき日に大きなニュースが発表された。2010年リリースの前作アルバム『エメラルド』から、ベスト盤を挟んで約3年半ぶりとなる新作ミニアルバム『パ・ド・ブレ』が3月12日に発売されることが決定した。

ミニアルバムには、2013年10月、12月に配信限定でリリースされた「東京ドリーム」「キラ星」、そして2011年に開催された全国ツアー<ベスト盤ライブ5本〆>で唯一新曲として披露された「夢見鳥」が音源化、さらには童謡「ゆりかごのうた」のカバーなど、バンドサウンドからシンプルな弾き語りまで、さまざまなバリエーションに富んだ全6曲を収録する。

アルバムタイトルの「パ・ド・ブレ」はCoccoが愛するバレエの用語で「繋ぎ・間(あいだ・ま)」を指す。ステップとステップの“繋ぎ/間”、ターンとターンの“繋ぎ/間”、そしてなにより、大いなる跳躍に向けた“間”という意味合いも持つ、Coccoの今後の展開に向けた重要な作品だそうだ。

初回限定仕様はCoccoのCD作品としては初となる、紙ジャケットデジパック仕様、オリジナルステッカー付き。

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