【2013年をニュースで振り返る】BARKSニュース じぇじぇじぇ!『あまちゃん』TOP10
2013年を振り返るということで、2013年じゃないとできないランキングをひとつ。番組終了直後には“あまロス”という言葉も生まれるなど、『半沢直樹』と並んで2013年を象徴するドラマとなった、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』に関連した音楽ニュースランキングです。
◆【2013年をニュースで振り返る】BARKSニュース じぇじぇじぇ!『あまちゃん』TOP10
1位を獲得したのは、宮藤官九郎 監修・選曲の80年代コンピ『春子の部屋』の話題でした。松田聖子「風立ちぬ」やジュディオング「魅せられて」、チェッカーズ「涙のリクエスト」や吉川晃司「モニカ」、そしてYMO「君に、胸キュン。(浮気なヴァカンス)」。春子さんが使っていた赤いラジカセから流れていた懐かしの作品の数々が、クドカンの全曲解説とともに収められたこの2枚。「南部もぐりの潜水服姿で、プールの中で告白されたい女の子は必携(元記事より)」というのはもちろん、もしも大吉さんが若い頃に北三陸から上京して、東京でやんちゃしてたらこんな感じなのではないか……という(?)、紅麗威甦の「ぶりっこRocknRoll」も入ってます。また、『春子の部屋』関連記事は10位にもランクインしています。
2位はみんな「え、あれアメ女が歌ってるんじゃないの?」と驚いた、言ってしまえば“アメ女の中の人”がベイビーレイズだったという話題。もっとも、厳密に言うと、「アメ女のアはー?(愛してるのアー)アメ女のメはー?(メロンのメー)アメ女のジョはー? (情緒不安定のジョー)よくできましたー。ところで私は誰だっけー? (成田りなー)上から読んでも(成田りなー)下から読んでも(成田りなー)成田りな 出席番号37番 15歳 ウーワオ!」でおなじみ、成田りな役の水瀬いのりもレコーディングに参加しています。またこの曲自体は、『あまちゃん』の音楽を担当した大友良英が、最近のアイドルソングを聞いて、(Aメロ、Bメロ、サビなど)パーツごとに作られたものを組み合わせることで曲にしているというふうに感じたことから、劇伴アレンジなどを行なっていた江藤直子やSachiko M、高井康生らとともにパーツごとに制作して作り上げたそうです。そんな楽曲解説や制作時の裏話を大友自身が面白おかしく語ってくれた大友良英&あまちゃんスペシャルビッグバンドのライブレポは9位にランクイン。
そして忘れてはならない「潮騒のメモリー」。ランキングには3位、4位、8位に潮騒関連記事が入ってます。鈴鹿ひろ美の落ちm……いや、影武者として春子さんが歌い、そしてアキちゃんとユイちゃんの潮騒のメモリーズが歌い、そして物語のラストには鈴鹿ひろ美本人も歌ったこの曲。鈴鹿さんの「三代前からマーメイド」にはもう、ヤラれちゃいました。
5位に入っているのは……ロケ地巡りの記事ですね。とある休日、記者がふと思いついて、ビクターの担当者に「暇でしょ? ちょっと『あまちゃん』のCD持って今から出てきてよ。」と、相手の予定もお構いなしで強引に連れ出して、アメ横に集合。その場でロケ地情報を検索しながらいろいろ回りました。ただ、「暇でしょ?」と呼び出した記者も、そして呼び出されたビクターの担当者も、ともに1時間後には別件の予定が入っていたことが途中で発覚し、まるで弾丸ツアーのような状態で写真だけ押さえていったというのは、裏話です。あと個人的には、テレビを通して見た感じに写真を撮りたいなら、なるべく広角のレンズを用意しなければならない、ということを知ることができた記事でもあります。
ということで『あまちゃん』TOP10。ちなみに大みそかの『NHK 紅白歌合戦』は、オープニングからあまちゃんスペシャルビッグバンドが登場。さらに『あまちゃん』コーナーも用意されるようです。こちらも楽しみですね。
では最後に、私の手元にあるGMT5ステッカーの画像を紹介して、この記事を終わりたいと思います。
小野寺ちゃん、熱いよねぇ~。
text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
◆【2013年をニュースで振り返る】BARKSニュースTOP10特集
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