ジョン・ディーコン、フレディ・マーキュリーの伝記映画に不参加?

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クイーンの元ベーシストであるジョン・ディーコンが、製作の予定されているフレディ・マーキュリーの新作伝記映画に参加しない可能性がでてきた。1997年を最後にクイーンを去ったジョンは、今回の映画化の了承はしたものの、製作自体に関わることは望んでおらず、今回の映画を期に発表される可能性のあるクイーンの新作アルバムに参加する気も全くないとのことだ。

◆クイーン画像

ブライアン・メイはローリングストーン誌に「俺達にとってジョンはいなくなった人間なんだよ。ある意味、フレディみたいなもんだね」「ジョンが台本を読んで了承したのは知ってるけど、奴はこの件には触れたくないんだよ」「あいつが放って欲しいのなら、もちろんその意思を尊重するさ。でも残念だよ。俺達はまた一緒に音楽やりたいけどあいつはもうコリゴリなのさ」と語った。

ジョンはこれまで発表されたクイーンの全15枚のアルバムに参加しているが、2001年のロックの殿堂入り授賞式には出席せず、ポール・ロジャースとコラボしたクイーンのツアーにも不参加、そしてロンドンオリンピックの閉会式でのパーフォーマンスにも参加しなかった。

映画の製作に関しては、降板したサシャ・バロン・コーエンに代わって、ベン・ウィショーがフレディ・マーキュリーを演じることが正式に決まっている。ブライアンは「ベンは才能のある俳優だからフレディ役にピッタリだよ。彼はまだそんなに知名度は高くないけれど国際的に知られているからね。台本はフレディを誠実に描写しているよ。彼にとってクイーンは何だったかって言うと家族みたいなものだったんだ。だからこの映画は言ってみれば、家族の中で起こったドラマを描いたものなんだよね。観客に感動を与える映画になるよ」と語った。

ロジャー・テイラーが漏らした情報によると、未使用の音源をまとめた新しいアルバムの制作と、オーディション番組『アメリカン・アイドル』の第8シーズンの準優勝者であるアダム・ランバートをメンバーとして迎える計画があるようだ。

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