【短期集中連載】アヲイ「終奏物語」[vol.1]
2013年6月2日、渋谷O-WESTでのツアーファイナル公演にて2014年1月12日にLIQUIDROOM edisuでのワンマン公演を発表したアヲイ。2013年10月20日に5th Mini Album 「終わりのメロディ」をリリースした彼らが行うリリースツアー<終奏>のファイナル公演に相応しい大舞台だ。そんなアヲイの内部を短期集中連載としてフィクション、ノンフィクションを交え、メンバーが執筆した小説をみなさんにお伝えしていく。第1回目はGuitarの翔。だ。
◆ ◆ ◆
あれはまだ肌寒い冬の終わり。
今後のアヲイについてのミーティングをする日。
春先に着る予定のコートに身を包み事務所に向かうオトギ。
ビーチサンダルを履き事務所に向かう慎。
全身ヒョウ柄の服で事務所に向かう翔。
マスクを3重にし風邪予防抜群で事務所に向かうサキ。
全身真っ黒の服で事務所に向かうRyo。
みな顔は真剣そのものだ。
事務所にてメンバーは集まった。
14時きっかりに始まったミーティング。
お寿司にピザを頬張りながら陽気に始まったミーティングだったが15時にはヒートアップしピザを投げお寿司のネタだけを食べシャリがテーブルに転がる状況で言い争いピザでの殴り合いの喧嘩が始まった。
ピザソースを顔に浴びチーズが鼻に詰まりそれはまさに地獄絵図。
一時間ほど経った頃に突然玄関の呼び鈴が鳴る。
時間が止まったかのようにみんなが一斉に止まる。
荷物が届いたのだ。
真っ赤に包装されたダンボール。
恐る恐る封切り中身があらわになる。
お酒だ。
どこから届いたのか?
宛先はない。
だが余裕はなかった。
喉が渇いていた。
宅配便で届いたお酒に群がるメンバー。
サバンナでよく見る景色。
獣になったメンバー。
時刻は16時を指していた。
30分ほど仲直りのお酒を呑み再開したミーティング。
そんなミーティングがアヲイ流。
そんな修羅場の様なミーティングの場で出た言葉。
「LIQUIDROOM」
この場所でのワンマン公演が来年の目標。
越えなければいけない壁。
メンバーに重圧がのし掛かる。
それぞれの想い胸に帰宅して行った。
次回予告!
まさか麦茶が!!
2013.10.23 5th Mini Album 「終わりのメロディ」 リリース
【初回限定盤A-type】
CD( 全5 曲)+DVD(PV) 2 枚組 ¥2,940-(tax in) BRA-028
【初回限定盤B-type】
CD( 全5 曲)+DVD 2 枚組 ¥2,940-(tax in) BRA-029
【通常盤】 CD 全6 曲 2,310-(tax in) BRA-030
アヲイ5th Mini Album 「終わりのメロディ」Release TOUR<終奏>
10 月30 日( 水) OSAKA BIG CAT
11 月01 日( 金) 名古屋Electric Lady Land
11 月02 日( 土) HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3
11 月05 日( 火) 高田馬場AREA
11 月15 日( 金) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
11 月17 日( 日) 柏PALOOZA
11 月23 日( 土) 秋田 Club SWINDLE
11 月24 日( 日) 盛岡Club Change
11 月26 日( 火) 青森Quarter
11 月28 日( 木) 仙台MACANA
11 月29 日( 金) 郡山CLUB♯9
11 月30 日( 土) 山形ミュージック昭和Session
12 月06 日( 金) 博多DRUM SON
12 月08 日( 日) 岡山CRAZYMAMA 2nd ROOM
12 月10 日( 火) 神戸VARIT.
12 月13 日( 金) OSAKA MUSE
12 月27 日( 金) 高田馬場AREA
TOUR FINAL ONEMAN
2014年1月12日(日) LIQUIDROOM
開場 16:00 / 開演 17:00 前売 3,990円(D別) / 4,500円(D別)
チケット一般発売:10/26(土)
◆アヲイオフィシャルサイト
◆BARKS ヴィジュアル系・V-RCOKチャンネル「VARKS」
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