【イベントレポート】18歳になった荻野可鈴。免許をとって乗りたい車は「痛車」発言に、ファン「うわぁ~」

ポスト

毎回、新たな発見と新たな戸惑いが交錯する夢みるアドレセンス・荻野可鈴のソロイベント。彼女の18歳の誕生日翌日となる10月13日には、<荻野可鈴の渋谷おしゃべりはいすくーる。vol.3 Happy 18 birts day party~荻野可鈴がこう書きました~>が新宿レッドノーズにて開催された。

◆<荻野可鈴の渋谷おしゃべりはいすくーる。vol.3 Happy 18 birts day party~荻野可鈴がこう書きました~> 画像

vol.1から行なわれている渋谷の街を飛び出して、今回、新宿での初の課外授業。しかもこの日は2回公演で、初回公演には荻野可鈴のリアル友達がふたり、客席に駆けつけるといったサプライズも。2公演目のオープニングには、この出来事を振り返って「友達いることが証明できてよかった。」と荻野可鈴。さらにMCアラケンの「友達全員来てくれたんだもんね。」という言葉には、「全員でふたり。そうそうそうそう。」と、あいかわらずの舌好調だ。

ところが、ここでアラケンに楽屋での出来事を暴露されて事態は一転する。「可鈴ちゃん、楽屋でその友達に敬語だったよね? それで、その後に、お金渡してたよね? 友達っていうより、“雇ってる”感じ?」と、楽屋挨拶にきた友達と荻野の様子を語ったアラケン。客席側から疑わしさに満ち溢れた眼差しを向けられると、荻野は「違う違う! 聞いて!」と明らかに狼狽している。

荻野の説明によると、この日やってきた友人は、誕生日当日に一緒にディズニーランドに行った“ディズニー友達”。ともに荻野よりも年上の20代なので、タメ口ではなく敬語を使っているとのこと。さらに、お金を渡して“友達を仕込んでいた”疑惑については、「ディズニーのグッズって人気なのがすぐ売り切れちゃうの。私、スケジュール帳がほしくて、めっちゃ売れてたから買えないと思ったから(友達に)買っといてもらったの。そのお金を返したの。」だそう。その説明に「よかった。本当に。エキストラ雇ってるのかと思った。」と、会場の誰もが胸を撫で下ろしたのであった。

なお、この日の荻野の衣装は、普段の制服姿ではなく、ディズニー好きということからミニーちゃんを意識したドット柄のドレス。そんな彼女に、会場から「ハッピーバースデートゥーユー」の合唱で、イベントはスタートした。

<荻野可鈴の渋谷おしゃべりはいすくーる。>は学校をモチーフに、荻野可鈴のおしゃべりとお歌の練習に観客も付き合う、もしくは回を重ねるごとに荻野可鈴のトークと歌が次第に上手くなっていくのを生暖かく見守っていく、というイベント。いわば客席側は文字通りお客さんであると同時に、荻野可鈴のスキルを磨くための先生でもある。

イベントのレギュラーコーナー「美術の時間」。今回のテーマは「18歳の目標」ということで、早速、荻野可鈴画伯が描いたアバンギャルドな作風のイラストが公開される。絵を見て、客席からは「一輪車」「ベーゴマ」「大縄くぐり」といった声が飛び、なぜか何が書かれているかを当てるコーナーへと発展を見せる。さらに絵の中に“顔のような何か”が5つ描かれていることから「夢アドかな?」と、アラケン。「そうです!」と、荻野は左上から右下に向かって、「(小林)玲、(志田)友美、(山田)朱莉、京佳」と指し示すと、客席からは驚きの声が挙がる。ちなみにこの絵で荻野が描いた18歳の目標は「免許を取りたい」。メンバーを車に乗せて現場入りするのは彼女の夢だそうだが「メンバー全員に拒否られました(笑)」そうだ。さらに免許取得の計画はまだ立てていないものの、乗りたい車は「よく考えたんですけど……痛車」。「痛い車に乗って、柄を自分にして、自分を宣伝。写真で、“荻野可鈴乗ってます”って。あはは。」と荻野が嬉しそうに話すと、ファンからは思わず「うわぁ~」という声が漏れた。

さらに「家事ができるようになりたい」という目標を描いた絵を披露しながら、「私、女子力がないなと思ったのは、高校1年生でやっとレンジ回したんです。高1までレンジの使い方知らなかった。」という衝撃的な告白も。「じゃあ(家事ができるようになりたいなら)料理を作ってブログにアップしなよ」という提案には、簡単なものなら作れると言い切った荻野。そこでどの程度の料理が作れるのか「じゃあ『ペヤング』作れる?」というところからハードルを少しずつ上げていったところ、カレーまでは作れるものの、肉じゃがまでは作れないことが明らかとなった。

観客の質問やムチャぶりに応える「宿題の時間」では、好きな食べ物がないという話から、「アイドル的には何って答えたら正解?」と、観客を巻き込んで、みんなでアイドル・荻野可鈴が「好きな食べ物はなんですか?」と訊かれた時に答えるべき可愛い食べ物を考える時間へ。出身地が山梨であることから「ぶどう」などいくつか候補が挙がったが、どうやら一番可愛らしかった「パフェ」を“正解の回答”として、今後使っていくようだ。

さらに今回、スタッフからの誕生日プレゼントをかけた「レクリエーションの時間」も。中でも大きな注目を集めたのは「返信チャレンジ」。この企画は、夢アドメンバー全員にLINEでメッセージを送って、一番最初に返信がくるであろう人を予想。もし予想と結果が一致したらクリア、というもの。1回目の公演でもこのチャレンジが行なわれたが、その際にはメンバーの中で唯一、小林玲から返信がなかった。そこで2回目では急遽、「玲から返信が返ってくるかチャレンジ」へと企画を変更。小林の後ろ姿がセーラームーンに似ているというところを突いて、荻野は「セーラームーンの赤色の女の子(セーラーマーズ=レイ)って、なんていう名前だっけ?」という問いかけを夢アドのグループトークへと放った。

小林からの返信がくるまでの間、ファン(となぜか記者)を巻き込んでの「荻徳太子」や「空き缶タワー」といったゲームにチャレンジした荻野可鈴。そしてコーナー終わりにLINEを確認してみると、5件の返信が。一同、期待が高まる中、返信を確認し終えた荻野は「志田友美、5件も送ってくんじゃねーよ!」と絶叫。かくして最終結果の発表は、イベントのエンディングへと持ち越すことになった。

その後、イベントでは集まってくれたファン1名に直筆のパネルをプレゼントするじゃんけん大会、そしてこのイベントでは定番の「お歌の練習」コーナーへ。今回、荻野可鈴は「ひまわりハート」と「ハナモモ」の2曲を披露して会場を盛り上げた。

「や、ややや、みなさん盛り上げてくれてありがとうございます。まだひとりになると緊張するんですけど、いつまでも4人に頼ってるわけにはいかないので、たまにはね、こうやって一人で歌うのもいいかなって。ちょっとずつ成長していくので、温かい目で。冷たい目じゃなくて(笑)。まだホットな目で見守ってくれたら嬉しいです。」── 荻野可鈴

そしてついにエンディング。荻野のLINEには1件の返信表示が。今度こそ小林玲からの返信かと期待して、荻野がLINEを確認する。そして「……全然、関係のない人でした。ちなみに、先ほどの友達(1回目の公演に来てくれたディズニー友達)でした。」という、イベント中に小林からの返信はナシ、という結果に。ただ、「お歌の練習」も頑張って、これまでのイベントで一番の盛り上がりとなったことを評価して、スタッフが誕生日プレゼントとして用意したディズニーグッズは、無事、荻野にプレゼントされることに。「うれしいぃぃ~! 可愛いぃぃ~!」と、ミッキーのパーカーを見事ゲットして満足気な荻野可鈴だった。

なお、次回の<荻野可鈴の渋谷おしゃべりはいすくーる。vol.4>は、10月18日20時より南青山にあるFuture SEVENにて開催される。


text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

◆BARKSアイドル
◆荻野可鈴 オフィシャルブログ
◆荻野可鈴 オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報