【イベントレポート】夢アド・荻野可鈴のソロイベントに℃-ute・萩原舞がサプライズ登場。「業務提携さん、ありがとう!」

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夢みるアドレセンス・荻野可鈴がしゃべって歌う練習にファンが付き合う(?)イベント<荻野可鈴の渋谷おしゃべりはいすくーる。>の第2回が渋谷のJ-POP CAFEにて開催され、荻野が今、一番会いたい人である℃-uteの萩原舞がサプライズゲストとして登場。荻野は「業務提携さん、ありがとう!」と喜びの声を上げた。

◆<荻野可鈴の渋谷おしゃべりはいすくーる。vol.2> 画像

「危なかったー! 直前までスカートのチャック開いてたー!」と、出血大サービス間一髪な状態からvol.2のイベントはスタート。なお最近の荻野可鈴は、冬服を取りに実家の山梨に帰ったとのこと。「実家LOVE」という彼女。東京ではお姉ちゃんの家で暮らしているそうで、「(東京の家も)落ち着くんですけど、東京だから、やっぱ、戸締まりをちゃんとするじゃないですか。出かける時、ちゃんと鍵を閉めて。だから帰った時に、もわっと“しゅる”んですよ。プラス、(洗濯物を)部屋干ししてるから、部屋干しの匂い。部屋干しの臭い匂いわかりますか? 開けた瞬間、してくるんですよ。」と、早くも何やら面白トークの様相を呈し始める。荻野の話によると、東京の家では、部屋干し用洗剤ではなく、荻野の好きな匂いの洗剤をあえて使っているため、そのいい匂いと洗濯物の生乾きの臭いが混ざりあい、部屋に充満しているという……。そんな部屋に住んでいるアイドル・荻野可鈴。なかなかの逸材である。

初回に引き続き、荻野画伯の確かな画力が炸裂する「美術の時間」コーナーに続いて、リハーサルでは「大喜利の時間」……だったのだが、ここで早速、サプライズゲストの登場。荻野可鈴にも秘密にされていた今回のゲストは、荻野が今、一番会いたいアイドル。9月9日と10日と日本武道館公演2Daysを大成功させた℃-uteの「世界一HAPPYな女の子」が鳴り響く中で登場したのは、萩原舞。「わー!!」と、リアルに絶叫して慌てふためき、ホワイトボードの裏側に隠れてしまう荻野可鈴と、あまりのことに声が出せない観客。チケットがソールドアウトした日本武道館のステージに立つアイドルが、J-POP CAFEという、隣りの貸し切りスペースでは結婚式の2次会が行なわれているアットホームな空間、コンパクトにまとまった空間にやってきたというのだから、驚くのも無理はない(事前告知できるはずもない!)。

「℃-uteの萩原舞です。よろしくお願いします。」と、挨拶するまいまい姐さんに、「うおおおおお!」と、やっと驚きの声を挙げる客席。「荻野可鈴に「会いたい人」を訊いたところ、萩原の名前が出たから来てもらった」という、イベントMCを務めるアラケンからの説明を受けると、荻野は「本当にすみませんでしたっ!」と、おじぎ30度ならぬ、おじぎ180度。萩原がステージに登場して、一気にいい匂いになったという解説も入りつつ(といいつつ、それまで洗剤と洗濯物の生乾きの臭いが混ざった匂いが立ち込めていた、というわけではない)、早速、アラケンが、荻野可鈴と萩原舞ふたりっきりでの同い年トークを促す。これに「無理無理無理無理! ほんと無理。目も見れない!!」と必死な荻野可鈴。それは、まったく想定していなかった事態に遭遇すると、人はどのくらい混乱するものなのかという実験の様子を観ているかのようである。

お互いに人見知りということで話の進まない両者に、アラケンから、「質問をひとつしてください。」というリクエストが。これに荻野可鈴は、「えっと……なんで今日、ここに来てくれたんですか?」という、本人からすると至極真っ当な質問がなされて笑いが起こる。萩原は「なんかあのー、スケジュールに書いてあって。」と、これまたリアルな回答。さらに、「(荻野が自分のことを)好きだって言ってくれてるって話を聞いて、“えっ、私のことですか? ほんとですかねー?”とかいいつつも、なんか、ハロー!プロジェクトのコンサートにきてもらって、その時にいいって言ってくれてる、というのを聞いて。とはいいつつも、“ハロー!プロジェクトのメンバーはたくさんいるから、今は違う人とかあるんじゃないですか?”とかいいつつ、ここにやってきました。」とコメントする。アラケンが「ホントは(鈴木)愛理ちゃんのほうがよかったとかないよね?」と、荻野にあらためて訊くと、「まい様です! 私はまい様推しなんです。」と、荻野はこれを強く否定。さらにハロー!プロジェクトのコンサートでは、「私、もうずっとまい様、観てました!」と、本人を目の前に、少し恥ずかしがりながら告白した。

そしてイベントは、アイドル界きってのパフォーマンスが評判な℃-uteから萩原舞に、アイドル界きってのダンスが苦手な荻野可鈴がダンスを教えてもらうという「舞ちゃんにダンスを教わろう」のコーナーへ。題材となった楽曲は「世界一HAPPYな女の子」。「待って! 歌が苦手とは言った。ダンスが苦手とは言ってない。けど、ダンスは苦手!」と、荻野可鈴は、今さらながらダンスも苦手であることを認める。加えて「見たことありますか? ℃-uteさんのダンス。めっちゃ難しいですよ! (萩原「いやいや全然、難しくないです」) わぁーお! ガンバール。ウン、ガンバールヨー。」と、あまりのプレッシャーで国籍までも怪しいトークになってしまっていた。

なお、萩原曰く、℃-uteは新曲の振り入れに3時間を要するという。対する夢アドはというと、荻野曰く3日間。この実力差による結末は見えているものの、それでもいろんな意味で期待は膨らむ。

萩原がまず模範となるダンスを披露。そして、萩原が手取り足取り荻野にダンス指導を開始する。「足が取れそう」と形容された荻野のダンス。あまりの複雑さに、なぜかマイケル・ジャクソンばりのシャウトも飛び出す。しかし、「アップフロントからクレームくるから!」「リハビリ中かと思った。」と言われながらも、観客の笑いの中で、荻野可鈴は無事に萩原舞とダンスで共演をはたした。

さらに萩原舞を招いて、今日の観客からの質問やムチャぶりに応えていく「宿題の時間」のコーナー。「男性の好きな服装は?」という質問に、荻野は「ニット系男子。」と、萩原は「あんまり、なんか作りこんでない感じ。サラッとしている人がいいですね。足が短パンとか似合う人がいいですね。」とそれぞれコメントした。「グループをやっててよかったことは?」という質問には、一緒にライブをやってる時とかにグループでよかったと思うという萩原。そして「喧嘩はしないの?」と訊ねられ、さらに「℃-uteですぐ機嫌が悪くなるのは誰?」と、アラケンが巧妙な質問トラップを仕掛けていく。これに萩原は「ないです、ないです。みんながいないところで言っちゃダメです。」と、これを回避する。「ちなみに夢アドは誰なの?」と荻野に同じ質問を振ると、「(小林)玲。玲は眠いとすぐ機嫌悪くなる。」と、みんながいないところで言ってしまうのであった。

また、客席からは「好きな人に告白する演技をしてください。」というムチャぶりも。「これは舞ちゃんにもやってもらいますから。」というアラケンに「あー、超迷惑かかるじゃないですかー! 私はいいんです、私は。私が2回やってもいいんです。」と、萩原に告白の演技をさせてしまうことを嘆く荻野。すると萩原は「ホントですか? よかったー。」と、まさかの荻野にパス。かくして、荻野可鈴はオリジナリティ溢れるverと、可愛いverで、ムチャぶりしてきた観客に向けて2回告白の演技を披露した。

その後、タメ口縛りのふたりっきりのガールズトークに再度挑戦。休みの日には変装もあまりせずに渋谷をプラプラ歩いているという萩原舞のプライベートが明らかにされる。一方、家で過ごすことが大好きという荻野可鈴は、「今度、家に招待します!」と萩原に宣言するも、「あ、ダメだ! 臭いもん!」と、イベント冒頭で紹介した生乾きの洗濯物臭と洗剤の匂いが立ち込める自宅へ招くことを泣く泣く断念していた。

そんな素のふたりによるトークとともに、萩原舞のサプライズ出演は終了。萩原は、名残惜しそうな荻野と観客に挨拶(という名の各種告知を)し、ステージを降りた。

イベントはこの後、「お歌の練習」のコーナー(荻野可鈴の歌披露)で本編が終了。最後にこの日のハイライトとなった萩原舞のサプライズ出演に触れて、アラケンから「よかったな。ナイス業務提携だな。」と言われた荻野可鈴は、「ナイス業務提携! 感謝感謝!」と喜びを口にする。そして「業務提携さん、ありがとう!」と、この日のイベントを締めくくったのだった(荻野可鈴はアップフロントグループのジャストプロと業務提携している)。

次回の荻野可鈴ソロイベント<荻野可鈴の渋谷おしゃべりはいすくーる。vol.3 Happy 18 birts day party~荻野可鈴がこう書きました~>は、荻野の18歳の誕生日翌日となる10月13日に新宿レッドノーズで開催。しかも今回は2回公演となる。チケットの申し込みは、10月11日20時59分まで。詳細は荻野可鈴のオフィシャルブログを参照してほしい。

なお、この日の出演者については10月7日現在のところ「荻野可鈴 他ゲストあり」となっている。


text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

◆BARKSアイドル
◆荻野可鈴 オフィシャルブログ
◆荻野可鈴 オフィシャルサイト
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