【連載】THE BOHEMIANSの5人全員かたまりダイナマイト連載[Vol.36]平田ぱんだ「ロックンロール的映画相談」
2013年夏には待望のワンマンライブで愛すべきロックンロールを見せて、クリスマス・イヴのワンマンライブも発表したTHE BOHEMIANS。そんな彼らの魅力にさまざまな角度から触れていく当連載「5人全員かたまりダイナマイト連載」。第36回目は、THE BOHEMIANSのフロントマン、平田ぱんだがロックンロールな琴線に触れる映画を熱く語る「ロックンロール的映画相談」です。そして、今回から連載バナーがリニューアル。平田ぱんだ氏が描いたインパクトあるイラストにご注目ください。
◆平田ぱんだ「ロックンロール的映画相談」
◆第八回「スパイナルタップ」
お久しぶりです
ワタシは平田ぱんだです
ひさしぶりにここでロックンロールをオススメします
ワタシはここでは面白い映画をオススメしているというよりはロックンロールを映画を通じて紹介していると言った方が正しいです
ロックンロールの方が偉いのです
ワタシは前回6ヶ月前にここでロックンロールのオススメとしてはそのまんまなバンドムービーを紹介しました
でもそれはソウルバンドの誕生を描いた「ザ・コミットメンツ」という映画なのでセーフでした
でもバンドムービーを紹介してしまったことには変わりないのでもう開き直ってロックンロールバンドを描いた映画を紹介することでロックンロールのオススメをしようと思います
ここまでそのまんまなのは多分今回が一番だと思います
それは映画スタンドバイミーのヒットで有名なロブライナー監督のデビュー作でもある名作似非ロックンロールバンドムービー
「スパイナルタップ」
です
英国の架空のロックンロールバンドスパイナルタップを追った似非ドキュメンタリー作品となっております
スパイナルタップは60年代にビートルズ風のビートバンドとしてデビューしてその後時代の流れに乗りサイケロックバンドとなりその後時代の流れにのりハードロックバンドとなり現在まで活動を続けています
1982年の映画なので現在といってもその辺の世界です
そこそこヒット曲もあって熱狂的固定ファンもいます
でもはっきりいって落ち目です
でも続けています
内側からみても外側からみてもどうみても落ち目です
その様子をみて笑うというとても正しい映画です
ロックンロールバンドは世界で一番馬鹿馬鹿しいものなので笑えなくてはいけないのです
笑えるならば笑わせてても笑われててもどっちでもいいのです
ロックンロールバンドとロックバンドの違いは笑えるかどうかです
単純です
スパイナルタップは笑えます
ロックンロールバンドです
良い年こいてロックンロールバンドみたいな馬鹿馬鹿しいことを真剣にやっているのに笑えないなんて不幸なことはありません
しかもスパイナルタップは架空のバンドで偽ドキュメンタリーなので全然かわいそうではありません
ロックンロールバンドはかわいそうだと思われたら終わりです
僕もロックンロールバンドをやっているのでわかります
笑われたり馬鹿にされたりするのはいいけどかわいそうだと思われるのはとても嫌です
ロックンロールバンドは一度はじめてしまうとはじまりっぱなしで中々やめられないのでスパイナルタップみたいに人気が落ちたりスタッフやメンバーがいなくなったりしても続きます
同じようなテーマで最近の映画だとロックンロールドキュメンタリーの傑作「アンヴィル」がありますが
でもあれは実在するバンドを追っているのでたまに笑っちゃっていいのかな?ってちょっと遠慮する心が生まれてしまいます
でもスパイナルタップは似非ドキュメンタリーなのでニコニコしながらみれます
勿論ニヤニヤしながらみても大丈夫です
最高のロックンロールバンドムービーです
スパイナルタップは色んなロックンロールバンドと似ています
どのロックンロールバンドとも似ているロックンロールバンド!理想的ぃっ!
それはやっている音楽がとかいうチャチな話ではありません
スパイナルタップは嘘バンドなのでロックンロールバンドの歴史的にみてよくありがちっぽい問題や実際起こった事件と似たようなことなどが散りばめられています
なんかこれロックンロールバンドにありがちっぽい!とかロックンロールバンドをやったことがなくても、やっててもそんな経験した事がなくてもなんとなくそうな気がする!って気分になれます
お得です
それは全てスパイナルタップが架空のバンドだからです
ロックンロールバンドの全ての要素を入れたい放題です
でもそれはロックンロールのこととは少し違ってロックンロールバンドの全てです
ロックンロールバンドを描いた映画では僕はスパイナルタップが一番好きです
君もロックンロールバンドが好きなら是非みるといいと思うな!
全速でオススメ!
笑っちゃいなよ!
ということで今日はこれで終わります
はっきりいってロックンロールバンドを扱った映画に書くことなんてそんなにないからです
語るだけ野暮です
やはりバンドムービーはこのへんでひとまずお休みして次から今まで通りあくまでロックンロールを映画を通してオススメするというスタイルに戻ろうと思います
次回はまた6ヶ月後くらいかな
2ヶ月後くらいの場合もあるかもしれない
不定期連載!
次はギタービートリョウの番です
楽しみにするといいよ
<LOVE TIME COLLECTION OF THE BOHEMIANS SHOW ~Happy Endless X'mas 2013~>
12月24日(火) 新宿 LOFT
OPEN 18:15 / START 19:00
新宿 LOFT(http://www.loft-prj.co.jp/LOFT/)
オールスタンディング・ステッカー付
前売¥3,000 (ドリンク代別途要)
※ステッカーは当日入場時にお渡しします。
※小学生以上有料、未就学児童は無料
一般発売
10月26日(土)10:00~
ローソンチケット 0570-084-003 (Lコード:後日発表)
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:後日発表)
イープラス
[問]:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999(平日12:00~18:00)
<東京工学院専門学校 TECHNOS祭>
11月2日(土) 東京工学院専門学校 野外特設ステージ
http://www.technosac.jp/
東京都小金井市前原町5-1-29
時間:11:00~18:00 (出演は17:00前後を予定しています)
※雨天時の場合は体育館となります。
出演:THE BOHEMIANSほか
チケット:無料
[問]:東京工学院専門学校 0120-634-200
◆「THE BOHEMIANSの5人全員かたまりダイナマイト連載」まとめページ
◆THE BOHEMIANSオフィシャル・サイト
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