ヤマハ、ベートーヴェン「交響曲第9番」の合唱レッスンを受けられる新講座を開講、ヤマハ ミュージック レッスン オンライン『第九を歌おう』

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ヤマハは、インターネットを通じて本格的な音楽・楽器のレッスンが受けられる「ヤマハ ミュージック レッスン オンライン」の新講座として、ベートーヴェン作曲「交響曲第9番」合唱部分の歌唱テクニックや歌詞の読み方などを学べる講座『第九を歌おう』を開講した。

「ヤマハ ミュージック レッスン オンライン」は、インターネットを通じて気軽に受けられる“オンライン音楽レッスン”。より楽器に親しみやすい環境を提供し、新たな楽器演奏者層を開拓するために開発され、2006年3月に開講、これまでに延べ約2万5千人の生徒が受講している。“忙しくて決まった日や時間にレッスンに行けない”“レッスン会場が近くにない”“人前で楽器を練習するのは抵抗がある”といった悩みを持っていた人に、「気軽に本格的なレッスンが受けられる」と好評を得ているサービスだ。そこで新たに開講されたのが、『第九を歌おう』だ。

新講座『第九を歌おう』は、より多くの人が気軽に“第九”を楽しめるようになることを目指して、「ヤマハ ミュージック レッスン オンライン」の講座のひとつとして新たに開発された講座。“第九”の歌唱テクニックに加え、ドイツ語歌詞の読み方や発音もわかりやすく学べるように工夫されている。レッスン内容は、新国立劇場合唱団指揮者の三澤洋史氏が監修している。受講にはWindowsパソコンが必要。

特徴の1つは、本格的なレッスンを自分のペースで繰り返し受講可能な点。レッスン画面上では、楽譜と歌詞の表示に加え、三澤氏による指揮の映像をポップアップで表示させることもでき、視覚的にわかりやすく効果的な練習が可能。これらの映像は曲が流れるテンポにシンクロして動く。曲のテンポは自由に変えられるため、じっくりと自分のペースで繰り返し学習することが可能だ。

歌唱に特有のドイツ語発音を丁寧に指導するのもポイント。歌詞としてのドイツ語は、日常会話のドイツ語とは発音方法が異なるため、習得がむずかしい。本レッスンでは、曲のテンポとシンクロして動く楽譜と歌詞の画面、プロのボーカリストの歌唱見本の映像によって、歌唱に特有のドイツ語発音を目と耳で確認しながら学習できる。ドイツ語歌詞にはカタカナとひらがなを取り混ぜて表記された読み方が併記されており、初心者も安心して取り組める。

レッスン曲として使用している合唱は新国立劇場合唱団によるもので、プロの本格的な合唱をバックに練習できるのも大きな特徴。さらにパートキャンセル機能によって、自分のパートだけソロで再生させてパート練習することも、自分のパートだけ消して他のパートと合わせて歌唱練習することもでき、効果的な合唱練習が可能だ。

このほか、合唱レッスンのユーザーを対象に、ベートーヴェンや“第九”にまつわる豆知識を定期的に配信。“第九”の音楽的知識だけでなく、ベートーヴェンが作曲した他の楽曲や時代背景についての情報なども総合的に学ぶことで、“第九”への理解を深めることができる。

◆第九を歌おう
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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