ミューズのマット、『ワールド・ウォー・Z』のサントラは1番のお気に入り

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これまで何度か映画に楽曲を提供してきたミューズだが、最新の『World War Z』とのコラボは、フロントマンのマット・ベラミーにとってこれまでで1番のお気に入りになったそうだ。彼は最新アルバム『The 2nd Law』を制作中、まさにその小説を読んでいるところだったという。

◆ミューズ&映画予告編映像

日曜日(6月2日)、ロンドンで開かれたプレミアに出席したベラミーはレッド・カーペットでAbsolute Radioにこう話した。「何度か映画の音楽はやったけど、これは間違いなく1番気に入っている」「アルバム作ってるとき“World War Z”を読んでて、「Survival」や「Isolated System」のインスピレーションになったんだ」

「アルバム作っているとき、こういうクレイジーなサバイバル・シチュエーションを考えていた。黙示録的な希望のないシナリオをね。だから、すごく合う。素敵な映画だ。いや、素敵っていうのは相応しい言葉じゃないな。スリル満点だからね。ホントに怖いって思う瞬間がある」

ミューズは映画のために曲を作って欲しいと依頼されたものの、時間が取れず、『The 2nd Law』に収録された「Survival」「The 2nd Law: Isolated System」を提供したという。

彼らはプレミア後、ロンドン市内の野外でスペシャル・フリー・ギグを開催し、1万5,000人を前に8曲をパフォーマンス。ミューズを“友人”と呼ぶ、主演のブラッド・ピットも観に訪れたという。

マックス・ブルックスの終末ホラー小説が原作の『World War Z』は、『ネバーランド』『007 慰めの報酬』のマーク・フォスターが監督。ブラッド・ピット演じる元国連の調査員らがゾンビとの戦いに挑む。日本では8月に公開される。


Ako Suzuki, London
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