ミューズ、「パニック・ステーション」PVに旭日旗を連想させるイメージが登場し、謝罪

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ミューズの新曲「パニック・ステーション」のPVに日本の旭日旗を連想させる映像が使用されていたと、一部より批判を浴びている。

◆「Panic Station」PV映像

バンド側は同PV映像をネット上から削除し、編集し直した後で再度アップしている。東アジア地域の一部ファン達がこのPVの冒頭に第二次世界大戦中の日本を連想させる旭日旗に似たイメージが登場したことに反発を示していたことに対する対応だ。

PVがネット上で公開された後、多くのファンの間でツイッター上で非難が巻き起こったために、バンド側は即座に謝罪文を発表した。

「「パニック・ステーション」のビデオの冒頭で誤ったイメージを使用してしまい、申し訳ございませんでした。今、再編集の最中です。すぐに新しいバージョンをアップロードする予定です」

その冒頭以外の映像では、バンドメンバー3人がファーやカウボーイ風の洋服をめかし込んで、渋谷のスクランブル交差点を歩く様子が撮影されたものになっている。「パニック・ステーション」は6月3日にリリース予定で、フランス人プロデューサーのマデオンがリミックスを手掛けている。

2012年に『ザ・セカンド・ロウ~熱力学第二法則』をリリースしたミューズは今後、本国イギリスで大規模公演を4回行う予定で、5月22日のコベントリー公演を皮切りに、ロンドンのエミレーツ・スタジアムで同月25日と26日に2公演を行い、そして6月1日にマンチェスターで千秋楽を迎える。ディジー・ラスカルが全日程でサポートアクトを務める予定だ。

フロントマンのマシュー・ベラミーは「俺達はプレイしたい新曲をたくさん用意してるんだ。今回のライブは前回とは全く違ったものになりそうさ。今回のツアーでは、ファンにより近寄りたいって思っているんだ。前回のツアーでは、ファンとの間にちょっと距離を感じたからね。しかも今回はもっと大きなステージだし、客席にせり出してみんなと握手したりしたいのさ。もしかしたらステージダイブなんかもしちゃうかもな」とツアーの抱負を語っている。

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