トム・ヨーク、ティーンエイジャーからの悩みに答える

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レディオヘッド/アトムス・フォー・ピースのトム・ヨークが、ティーンエイジャーからの悩みに答えた。自身の青春時代の経験をまじえ、恋や身体のコンプレックスに悩む10代の女の子達にアドバイスした。

◆“Ask a Grown Man(大人に訊け)”映像

トム・ヨークはレディオヘッドのプロデューサーで、アトムス・フォー・ピースのバンド・メイト、ナイジェル・ゴッドリッチと一緒にティーンエイジーの女子向けのサイトRookiemag.comの“Ask a Grown Man(大人に訊け)”コーナーに出演。

16歳の女子から「好きな男の子がいて、多分両思いなんですが、2人ともものすごく恥ずかしがりやで進展しません。どうしたらいいでしょう?」との悩みに、ヨークは「すごく、すごく、すごく恥ずかしいんなら…、僕もその年頃、そうだった。男子校だったからね、女の子と知り合うなんてあり得なかったよ…。手紙を書いてみたら? ときには体当たりするとか」とアドバイス。

胸元の傷跡が原因で自信がもてないという子には、自分は生まれたとき右目が完全に閉じたままだったので何度も手術を受け、いまでもちゃんと動かないことがあると話し、「君の年のころ、(自分の目のことを)女の子はよく思わないだろうって信じてた。パブで働いていたとき、おばさんがいて、彼女、すごく面白くて、いつも来てたんだ。彼女が初めてだったよ。“そこ(目)があなたの1番いいとこね”って言ってくれたの。年中酔っ払っている人だったけど(笑)、それに従うことにした」「完璧な人なんていない。左右対称の顔を持つ人なんていないんだ。誰の身体だって完璧じゃない。心配するな」と答えた。

Rookiemag.comでは現在、このお悩み相談コーナーの動画を公開中。ステージでは見られないヨークの姿が見られる。2人の掛け合いも楽しい。


Ako Suzuki, London
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