横山健、ハイスタ再始動への想い、パンクスとしての使命に燃える姿を追ったドキュメンタリー放送

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2011年3月11日の震災を機に、再始動を遂げたHi-STANDARD。そのギタリスト・横山健にWOWOWのカメラが密着し、パンクロックで日本に勇気を与える姿を描いたドキュメンタリー『ノンフィクションW 物言うパンクス!横山健~311、ハイスタ、その先に~』の放送が決定した。

1990年代に活躍し「日本のパンクの歴史を変えた」と言われる伝説のバンド、Hi-STANDARD。“メロコア”と呼ばれるパンクサウンドに“英語の歌詞”という新しいスタイルで絶大な人気を誇り、インディーズとしては異例のミリオンヒットを記録した。だが、人気絶頂の2000年に突然活動を休止し、ギタリスト横山健はKen Yokoyamaとしてソロ始動、そのリーダーシップと人間性からパンクのカリスマと呼ばれるようになる。

2011年、東日本大震災を受け、横山健はすぐに被災地のライブハウスを回った。パンクロックに何ができるのか、自問自答する日々。同時に、ハイスタは11年ぶりに活動を再開、日本中のパンクファンを狂喜させた。世間は彼を「ハイスタの横山」と呼ぶが、自らは「ソロバンド、Ken Yokoyamaの横山だ」と言う。活動休止以来、常に葛藤があったというハイスタンダードの存在……だが、震災で全てが変わった。“日本を元気にするため”ハイスタの復活を決意。横山自身は震災直後から被災地のライブハウスを回り、無料ライブをし続けてきた。

横山のライブは常にソールドアウト。カリスマ的な人気の理由のひとつが、そのウソのない発言だ。「言いたいことを発信せずに何がパンクだ!」。ライブでは平然と原発問題を語り、震災で生まれた感情はストレートに歌にした。その正直な言葉が多くの人間の心をつかむ。2012年9月に『AIR JAM 2012』を開催、ハイスタンダードは被災地に5万人を集め、復興ライブを成功させた。

今回の番組ではその横山健に10カ月密着し、テレビでは初めて語るハイスタ再始動への想い、そしてパンクスとして自らの使命に燃える横山の姿を追った。横山はカメラの前でも飾ることはない。全音楽ファン注目の番組は、WOWOWにて2013年3月1日放送だ。

【番組情報】
『ノンフィクションW 物言うパンクス!横山健 ~311、ハイスタ、その先に~』
放送日:3月1日(金)夜10:00~

◆Pizza Of Death Records オフィシャルサイト
◆Hi-STANDARD オフィシャルサイト
◆WOWOW「ノンフィクションW」スペシャルサイト
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